赤穂義士祭2017

2018.11.29(since2017.12.14)
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本日12月14日は、赤穂市にとって重要イベントの義士祭の日になります。公式ホームページはこちら。ネットニュースはこちら
明治の後半から始まって、2017年は第114回になるそうな。ネットニュースによると6万人の観客だとか(市内の人口これよりはるかに少ない)。


事件の発端、何が原因かはっきりしません。赤穂藩は塩の収入があるので、石高以上に裕福だったという噂を聞きますが、それに見合った貢物を出さなかったので意地悪されたとか、塩業の秘密を渡さなかったので意地悪されたとか。 最近ネットで読んだ説だと、(幕府の朱子学に反するとして赤穂藩に島流しになった)山鹿素行氏の教育により、(”中朝事実”の流れ?)朝廷重視したい浅野内匠頭に対して、将軍重視の吉良家の意見の衝突だった説まであるとか。 山鹿流質実剛健武闘派(なので武家:幕府加担)の浅野家と朝廷派吉良家の争いかとイメージしていたら逆説もあるんですね。 歴史はこれだから面白い。 、リンク先でも読んで想像を楽しんでください。 忠臣蔵という名前は、仮名手本忠臣蔵という人形浄瑠璃・歌舞伎の題目に由来するそうで、落語にも良く取り上げられるお話です(事件そのものではなく、役者の”中村仲蔵”とか、若旦那の”七段目”とか、商家一同の”蛸芝居”等)。志の輔さんの新作でもなんかあった気がするけど思い出せない(WOWWOWで見たような記憶:毎年ある独演会の時期だけ再加入したいきも少々)。

つまらん余談:歴史のもしといえば、邪馬台国。関西住まいとしては畿内説がいい。九州から船で南行が畿内説には不利だけど、当時の中国の地図では、日本は北に九州、南に関東、南東に東北の横向け配置の地図があって、そのイメージで瀬戸内海航行を南行と称した説が面白い。平家滅亡は壇ノ浦で潮の流れが変わった事で形勢逆転したということですけど、内海とはいえ、一日で潮流の向きが変わるとか結構難所なので、時間がかかったという説もあるらしい。学生時代(?)に読んだ吉里吉里人という井上ひさしさんの小説読むと、もっととんでもない場所だけど、日本海を南下と思えばこれもありうる?

子供の頃、市内の小中学校は、朝二時間だけ(郷土史みたいなものの講和かな?)。その後、小学校上級生は市内パレードに駆り出され、武道やっている人は、市内の武道大会出場の運びでした。高校は行事ないけど午前だけだったかな?(飽きているので姫路辺りに遊びに行くことの方が多かったかも)

過去は、別のページで紹介したように、実存しなかった天守閣もどきを仮組して、夜中なら、ライトアップでそれらしき天守閣が見えていましたが、今年は(予算により?)カット。 もっとシンプルな竹を使ったオブジェによる装飾がされてました(本丸跡と、花岳寺)。 ネットニュースの写真からして、↓の写真の後、本番の討ち入り行列あったんやなぁ。スケジュール確認してから行けばよかったトホホ(梅雀さんパレードに出ないのか?と諦めて人込みを離れる)


12/13は、花岳寺にて、竹あかりのライトアップ。 前日本丸跡で写真撮ったら、アイフォンで写真ほとんどとったことないので、暗くて失敗気味だったので、点灯予定の17時に見に行きました。他のお寺の17時の鐘とここの鐘の時間微妙にずれている気がしたのは、ご愛敬。 14日当日は雲火焼や赤穂義士47匹の黒猫等の出店が出ておりました。 昔、抹茶(宗偏流)のお持てなし(有料)あったと思ったけど、奥の有料スペースの中だったかな?
花岳寺通り商店街にこんなに人がいっぱいいるのを見るのは、子供の頃以来でした。


12/12に、仮想天守閣の写真を取りに言ったら、今年は取りやめとのこと。 昼間木組みを撮影して、夜今年の仮想天守と思いましたが、当てが外れました。

左下:本丸内部より正面門方向。 右下:奥の池のライトアップ(天守台の右手にあたる:画面中央より下は水面の反射)


しかし、大石神社の正門後ろの元駐車場には、↓謎のオブジェ。これは無駄だと思うぞ>実行委員   
しかも14日本番の日には、業者さん用の駐車場に戻ってました(ああ勿体ない)。
(2018.11.29)2018年版パンフレットによると、今年も2018/11/13 17:00~21:00に作られる予定との事。ちなみに、幻の忠臣蔵タワーという名前だそうです。


以下は2014年の義士祭前に取った仮想天守閣。 残念ながら、今年は、上記の”竹あかり”。 去年雨で成果上がらなかったから、管理の手間の意味もあって、経費削減で中止だと、その辺にいた人達が身内でおしゃべりしていたような気がする。

本丸内の天守台は石垣のみあって、高校の運動部が鍛錬とか、応援部の発声の場として利用していました。 余談ながら、2017年に初めて天守台登ってみましたが、 ちょっと笑った(足が短いからかもしれんが、ひざを直角以上振り上げないと階段1段登れない)。降りるときの、着地のショックも(体重あると特に)結構馬鹿にならない。ハイヒールは絶対無理です。高校の運動部って過激な練習してたんやねぇ

歴史的に、台座だけで、天守閣は建てられていません。 が、しかし、数年前より、義士祭(毎年12月14日)に向けて、木組み+LED?仮想天守閣がつくられて、ライトアップされると、あたかも天守閣の雰囲気を味わえます(昼間だとなんじゃこの木組みは??感も強い)。 ポスターなどみると、毎年すこしづつ違っているかも。 観光で、義士祭に来られる方は、昼間は枠だけだから粋ではないと思いますが、赤穂泊まりにして、夜景を見に来るのも良いかもしれませんよ(今年もあるか?展示時期など事前に確認するのが無難だと思います)。 下図右は、ファイルの日付からいうと2014年(?撮影日かコピーした日か不明↓の写真と同じ年かも)のライトアップ時に撮影したもの。記憶があやふやですが、たぶん昼間写真の左の立ち木横くらいからとった夜景写真だったと思います(2018.11.06)右図は、写真の日付からすると2012.12.11に事前昼間撮影したものです。


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