赤穂観光スポット巡り 赤穂駅周辺編

2019.04.28(since2017.05.2)
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西播磨に位置する播州赤穂 :塩作りと赤穂浪士の町へいらっしゃいませ。

赤穂駅から、花岳寺、赤穂城、大石神社、および周辺の観光スポットを紹介します。 基本平地なので、徒歩でも、ママチャリでもok。レンタサイクルもあります。
(この写真を撮りに回った時、徒歩1時間半でした。 これにそれぞれのスポットの観光時間を加算して考えてください)。

観光案内のリンク先が変わったので、急遽変更中です(他所へ飛んでいたらごめんなさい)。

歴史的に赤穂城に天守閣はありませんが、観光目的の架空の赤穂城天守閣ライトアップが義士祭前後に作られます。写真を載せてみました。ポスターみると年によって微妙に違うかな?
(2017.12.12)残念ながら2017年度は”竹あかり”と名付けたオブジェの点灯で、仮想天守閣は設置されないようです。

播州赤穂駅(ばんしゅう あこう駅)

JR赤穂線の主要駅(相生と岡山市の間、山手を走る山陽本線(神戸線)と並行して走る海側の支線です)。 上り(姫路、大阪方面)も、下り(岡山方面)も、終着・始発駅です(赤穂線経由で相生・岡山間は、赤穂駅で必ず乗り換えが必要です)。 都会に住んでいると終電の時間がちょっと信じがたいと思うので、特に下りは事前に確認しといてください。ちなみに播州(はりま)地方にあるのが、名前の由来ですが、(小学校の担任M先生曰く)信州に”あかほ”赤穂駅が既にあるので、この名前になったと聞いています。 陸(おか)蒸気は農業に悪いという反対意見で今の赤穂中心部を通らない(有年だけかすめる)山陽本線の経路が決まったそうですが、 その後、やはり汽車が欲しいということになり、千種川左岸(東側)に汽車が通ったとのことです(車のすれ違い面倒な所が多い道なので、交通量が少ないのと、日影が優しいので、千種川沿いサイクリングに良いのが左岸です。 旧鉄道に関して、左岸に確か駅の跡があったような、なかったような)。 ちなみに今のJRの坂越駅北の山際(駅西の踏切直進北上)にも50m先砂子駅跡と書いてる杭が立ってますが、住民の方に聞いても跡としては何も残っていないということらしい(2017.4.24改定)。

おまけ:右岸と左岸
川の右岸左岸という言葉は、上流から、下流方向を見て、右側を右岸、左側を左岸といいます。赤穂市の場合、川の流れは、基本 北→南なので、東側が左岸、西側が右岸となります。 サイクリングで、川下、河口側から、北上する感覚だと、左右どっちだっけ?と迷ってしまいます。

赤穂駅ではレンタル自転車(ママチャリと、電動自転車)が、借りられます。 本ページの範囲なら歩いても良し、ママチャリで十分。 別公開(予定)の御崎方面は坂があるので、電動自転車が良いかもしれません。 ただし事前予約不可・台数制限有りなので、これが借りられる前提で予定を立てると失敗するかも。 ご利用の場合、改札でて右に進み、階段手前左の観光情報センタの窓口へどうぞ。リンクページでは10台と書いてますが、2017.3現在、口頭で20台と聞きました。

さて、市内観光は改札を出て、右(南口、市街地、海方向)に向かいます。 T次つきあたりになる手前の階段を降ります(右側階段を下りると、エレベータ前に待合コーナがあるので、輪行の人はここでアンパックできます。バス乗り場も基本こっちかな? 左側に降りるとタクシー乗り場と、おみあげもの屋さんおよび駅前ホテル)。 1F真ん中あたりの蕎麦屋さんは、昔は窓越しに1番ホームでも営業していましたが、今は雰囲気違いますね。
そうそう、南側は1Fに降りると、トイレがありませんから、階段を下りずに、突き当りを右、隣接商用スペースのプラット赤穂への渡り廊下手前の、エレベータ前にトイレがありますので、一息ついてから出陣です(1Fに降りてしまったらエレベータで登るのが解りやすい)。

では、ロータリつききって、大石さん銅像を背に、お城通りを、南下します(次のスポットの都合で、道路の左側を行きましょうか)。

ところで、改札をでて左(北口、山側)には、兵庫百名山の一つ御鷹台山がありますが、登り口は、姫路方向からきた時、駅直前にあった踏切の真ん前です(改札出たところ2Fの窓から踏切見えます)ので、多少迷ってもすぐそこです(むしろ南口からの方が道が直線的で解りやすいかも)。 また、北口でて、山側へ北上し、コンビニ前の交差点を右方向へ行けば(ちょっと遠回りだけど解りやすい)御鷹台山登り口方向ですが、この道は、桜並木で季節になると雰囲気ある散歩道にもなります。 ちょっと左(西の方)で、斜め北西方向の分岐点から見える桜公園というものがあって、季節になると、花見客が車座になっていたりします。 桜の季節だったら、時間つぶしに歩いてみるといいかもしれません。

上水道モニュメント

赤穂駅ロータリーを離れて、最初の信号;変形5差路交差点の、変形原因になる三角スペースに、土管が立っていて、水が噴き出しています。 期待して待っていても決してマリオや安部首相が登ってくるわけではありません。
赤穂という地は、千種川のつくる扇状地起因ですので、井戸を掘っても、真水がでないため、千種川上流から、水道を引いていました。その遺跡一部がここにも公開されています。 日本三大旧上水道の一つだそうです。

詳細は後述の歴史博物館2Fで展示・解説されています。 この後、次のスポットに向けて、道路の右側にわたりましょう。

ちなみに、ここに来る途中にも(もちろん行先にも)、道端に、旧xx宅とかいう指標があったりします。 私は、把握していませんが、歩いているなら、おなじみの名前を見つけたりして面白いかもしれませんね。

からくり時計と、息継ぎ井戸

次の信号のある交差点を渡って右側スペースにあるのが、からくり時計(写真手前)と、息継ぎ井戸(写真右奥)です。

昼間の正時(ぴったり0分)に忠臣蔵名場面(らしい)からくりが出てくる時計があります。個人的には見たことないのですが、話題に上がる事あるので、時間が許せば、そばの特産物屋さんあたりで時間調整して、見とくといいかもしれません。

息継ぎ井戸は、浅野の殿様一大事という早籠の連絡係(早水藤左衛門、萱野三平)が、登城前に一息ついた井戸だと伝え聞きます。 子供の頃は、道を挟んで向かいの銀行敷地内にありましたが、再開発時かな?今の場所に移されました。 なにかの観光イベントの時に、ここいら広場が重用されます。

なおそばにあるといっても、銀行や観光バス用の駐車場の私用利用は控えましょうね(車はどこに止めるというと、オシロ通りを二筋南下して左手(東側)突き当りの市営駐車場かな?)。
 (2018.03.30)ぴったり0分にここを通らないので見た事なかったけど、偶然数分前だったので、一休み見てみた。計5分足らずだったかな?
左から、一枚目通常状態、二枚目家紋の扉がひらき、3枚目上に塔がせり上がり、最後:塔が登った状態で再び扉が開き”エイエイオー”

次のスポット花岳寺には、この交差点よりお城通り南下し、左下図の最初の交差点:花岳寺通り商店街を右折して突き当りが、一般的ですが、
この時計・井戸、さらに続く駐車スペースの奥の、下図の旧商店(看板無くなって単なる古い民家っぽい)のある突き当りを左に折れ、宝石店と土壁(駐車場)の間のお寺の東側土壁沿いに、商店街(和菓子屋さん見える)まで降りていく方が迷わないと思います。 ちなみに、商店街も、この土壁沿いの道も(正確に言うと通り抜けは)、車・自動二輪通行禁止です。


やや左奥に見える屋根が、花岳寺本堂の屋根です。
子供の頃、この商店街と駅そばの百貨店(一応屋上に遊園設備まである)が、市内の重要な商用設備でにぎわっていて、夏になると、1のつく日、6のつく日に、商店街に夜店がでたりしてましたが、百貨店なくなり大きな商業スペースができてから(およびお城通りの再開発後?)、両親らが利用していた知っている店どんどん無くなってしまいました。嗚呼、栄枯盛衰(食料品・日常品に関しては当時のスーパマーケットチェーン店が、赤穂市内では店名を引き継いで生き残っていて、近所のおばちゃんらには、お惣菜評判いいらしい)。

花岳寺

曹洞宗の禅寺。 浅野家菩提寺として建立されました。 赤穂義士の菩提所・香華(こうげ)院でもあるそうです(品川泉岳寺の方が菩提寺として有名でしょうけど)。泉岳寺に一度だけ行ったことがありますが、一日中お墓に線香が上がっていたような雰囲気だったように思います。観光で来られた方は、ぜひ、お墓に線香でもあげていただければ幸いです(自分でやれという意見もごもっともですが、有料スペースにあるので、線香上げに行くには敷居が高いという現実があるのが残念です。無料スペースでも日常線香をあげるには自宅から遠すぎるといういいわけも)。

赤穂浪士ゆかりの地として、宝物殿や、お墓等があります。 無料スペースの鳴らずの鐘とか、名残の松(二世)、本堂入口の天井画等もご覧ください。 鐘の近くに水琴窟が置いてあります。市内陶芸家の手によるものだそうで、他の市内観光スポットにも同氏の水琴窟があったような記憶があります(すくなくとも旧坂越浦会所にはあったきがする)。
尚、ペットの供養塔が数年前に作られてますけど、17年現在ホームページ記載なし(2019.04.28)久しぶりにホームページ覗いたらペット供養の案内や連絡方法記述がありました。興味がある方は問い合わせてはいかがかな?(お堂は現存する)

赤穂学林という名前で、仏教セミナーとか写経等宗教色の強いもの以外に、17年現在だとパン作りとか、茶道(宗偏流ってちょっと珍しいでしょう)等が行われています。昔は墨絵や絵手紙とか版画等セミナーとかあって、年代わりで適当な講師を選んでいろいろなセミナーがあるようです。 以前、中秋の名月に観月会というのが赤穂市主催であって、表裏千家とともに宗偏流も並んでお茶を振舞ってましたが、最近はやめちゃったかな?

我が家の菩提寺は臨済宗ですが、数年前に1~2年間程、家族で、ここの日曜早朝座禅会に隔週くらいの頻度で参加していました。 宗旨に関係なく、別のつながりで外人さんが参加してたり、平和でいいなぁと思います。欧州のテロ事件とかニュースを聞くと、日本人の自称無宗教の平和な世界観・宗教観がうれしい今日この頃。 朝早いのはつらいですが、心の健康のために、参加されてみてはいかがでしょう? そういえば、自転車に乗った二人連れの外人さんが一神教勧誘で来られた時、見分を広げるために座禅会行きましょうと半ば強制的に相槌もらってから帰っていただき、2回目来た時に、この前勧めた座禅会で見かけませんね?と聞いたら、勧誘に来なくなりました。仏様の霊験あらたか?

大晦日は除夜の鐘を、参拝者らが鐘をつき終わった後、本堂にて、大般若経六百巻転読法要といって、お寺所有のお経を手分けしてすべて読む(ぱらぱらめくって読んだことにして、現実的には本に風通しするという雰囲気かな)が実施されて、一度だけ参加させていただきました(終わるのは元旦、初日の出の頃だったかな)。 別の年、除夜の鐘をついてから年が明けているので直接大石神社に初詣に行こうとしたら車が渋滞してすすめず、困りましたが、日本人らしい生き方ですかね?

駐車場は、この写真の門をくぐって境内左突き当り。 台数オーバでスペースに入り切れない場合も、お願いすれば、境内の適当な場所指示してくれると思います(たぶん)。

次は、この門を抜けて、真正面(南側)に見える城壁・石垣まで、直進です(お殿様が通った”お成り道”というそうです)。 高速道路から車で来られた方は道の案内看板を参考に、城壁前を曲がって、このお成り道をくるのがよいでしょう。

お寺の門をでてすぐ左手に見える公園の所のT字路の左方向突き当りにみえるのが(下左)、市営駐車場です。車で駅方向からくるときは、この道をはいって来ることになります。お城通りからみると下右。交差点を右に回ると左図を撮影した花岳寺出てすぐの公園横。 右に回ると左図突き当りにみえる市営駐車場。


お成り道突き当りの石垣前で、右に曲がってすぐに、次の玩具博物館、左に曲がって、堀沿いに進めば、赤穂城大手門になります(大石神社も、城内にあります)。この大手門は車侵入禁止ですので、赤穂城に車で来られる方は、お成り道右折して最初の信号のある交差点(案内看板でてます)を、南下して、突き当り手前左手の塩屋門からはいります。 このページ最後の方で、この塩屋門からでてくるコース設定にしてあります。、

赤穂玩具博物館


赤穂ならではというものではありませんが、本件コースの近所にあるし、TVの情報番組でも取り上げられているので、ついでに、紹介しときます。
つまり、一言で説明すると、古いおもちゃを、集めているところで、おもちゃ以外に、看板とか、いろいろありますので、昭和の香りのなつかしいものに、興味のある方はどうぞ。店頭に古い車があるのも、マニアにはたまらない?

(2017.12.14)残念ながら閉館との事。ちょっとまえより開いてないのは気になってましたが、赤穂線沿いの警察署、ジャスコの間のガソリンスタンドの国道渡ったところに、案内のクラシックカー(古いバス)等撤去してて気にはなってました。

赤穂城

花岳寺からお成り道を南下、左手に曲がり、すぐ目の前の信号のある交差点を堀沿いに右におれると、赤穂城大手門です。 
駅前から、お城通りを直進南下すると、この交差点に出ます。 赤穂市ホームページに赤穂城が日本の名城100に選ばれているとの記載(リンク先きれているが、wikiで確認)。隅櫓と石垣しかないので、姫路城と比べるとささやかだけど、まあ市民としてはうれしい。本丸跡に日本城郭協会デザインのスタンプがあるらしい。

橋の向かいに広場があって、上水道の解説があります。サイホン式に、堀の下をくぐって土管で水を城内に引き込んでいたとのことです(↓のTVは聞き間違いだったかな?訂正します)。
写真だとはっきり見えないと思いますが、太鼓橋の下に、赤穂上水を、城内に引き込むための土管が走っています(とTV番組で説明していた)。
余計なことですが、お城の引き渡し拒否して籠城しても、この土管割られたら、城内の水源すぐひやがったんかな?とふと疑問に思う今日この頃(ここ1か所ではないと信じたいが、でも、上水源泉で毒でも流すと、籠城不可能な気が..)。


上のTV番組の解説で、変形輪郭式の海岸平城(うろ覚えなので違ってたら御免)の珍しい形だそうです。確かに船着き場が、南側外壁近くにあって、海の要所でもあったらしい(現在は、南側さらに平地が延びていて、川岸ではあるけど、海沿いという雰囲気ではありません)。 ということは、城ができた後、塩田が、どんどんみなみに開拓されていったということなんでしょう(正確なことは歴史博物館でどうぞ)。

山鹿素行銅像(下図左)

学生時代ちょっと違う場所にあったきがします。 赤穂城の縄張りを手伝ったとか、教育にたずさわったとか、いろいろ赤穂にゆかりのある方です。 知り合いを含めた市内の有志らが研究会を立ち上げています。 市内の本屋さんで発行された小冊子を見た気がします。 興味のある方は、リンク先へ連絡されてみてはいかがでしょう?

赤穂城本丸(上図右)

今、観光地として、整備されていますが、私が通っていた赤穂高校は、この本丸跡にありました(城壁が、学校の塀を兼ねるということになる。 当時門は柱がたってただけだったようなかすかな記憶)。今回偶然この門の屋根上の部屋が公開されていて、なつかしい、高校の門の写真も飾ってありました。

本丸内の天守台は石垣のみあって、高校の運動部が鍛錬とか、応援部の発声の場として利用していました。 
歴史的に、台座だけで、天守閣は建てられていません。 が、しかし、数年前より、義士祭(毎年12月14日)に向けて、木組み+LED?仮想天守閣がつくられて、ライトアップされると、あたかも天守閣の雰囲気を味わえます(昼間だとなんじゃこの木組みは??感も強い)。 ポスターなどみると、毎年すこしづつ違っているかも。 観光で、義士祭に来られる方は、昼間は枠だけだから粋ではないと思いますが、赤穂泊まりにして、夜景を見に来るのも良いかもしれませんよ(今年もあるか?展示時期など事前に確認するのが無難だと思います)。 下図右は、2014年のライトアップ時に撮影したものデス。記憶があやふやですが、たぶん昼間写真の左の立ち木横くらいからとった夜景写真だったと思います。


(2017.12.12)
残念ながら2017年は予算の都合か、かなりおとなしいライトアップとなりました(”竹あかり”となずけた竹を加工したもの)。本丸跡以外に花岳寺でも同様にライトアップされるようです。
  左から中より正門方向(左)。 奥の池のライトアップ(右)


大石神社正面の旧第二駐車場には謎のツリー。これは無駄だろう>実行委員(14日当日撤去されているし)。  

余談ながら、天守台登ってみましたが、急な階段で ちょっと笑った(足が短いからかもしれんが、ひざが直角以上振り上げないと1段登れない)
降りるときの、着地のショックも(体重あると特に)結構馬鹿にならない。ハイヒールは絶対無理です。高校の運動部って過激な練習してたんやねぇ

大石神社

赤穂城内の大石邸等中心に、徳川の世が終わり、明治の世になって許されて、大正元年に創立された神社です。

 ちなみに明治の世になって日本中のお城が民間払い下げになったようですが、この神社のおかげか、それなりに本丸付近は残っています。とはいえ、子供の頃は、城中も、旧xx邸跡という看板のたっている一般民家がいっぱいありましたが、観光施設として、整備されてきたようです。

中はもちろん神社ですが、有料ですが、宝物殿(2つ)と大石邸内覧等もできます。21世紀最初の頃は大石邸内の池にコイが泳いでいたと思いますが、17年冬現在は泳いでいませんでした(受付で聞くと何年か前に病気で全滅したらしい:合掌)。 大石邸内部にも、上水遺跡があったはずです。

ちなみに、元旦朝早い時間帯なら、神社前駐車場(写真右側)使えますが、昼間になると、千種川上の橋等かなり遠方から渋滞が始まって、車で行くのは嫌だったりします(写真の場所裏の第二駐車場、塩屋門外の第三駐車場まで使い切って、千種川河川敷とか、体育館駐車場まで使って結構長距離歩いている人達いるようです。

民俗資料館

大石神社から出て、右手に進み(上の写真でいうと左手方向)、塩屋門(城内に車の入れる入口)を出て、西へ500mほど行ったところにあります(門をでて少し左側から曲がった生活道路をとおっても、出て直進する広い道を通ってもほぼ同じところにでます)。 ちょっと遠いので、体力的・時間的に余力がない場合は、民族資料館を飛ばして、お城に隣接する歴史博物館で終わりにするという案もあります(往復1kあるし、休憩できるところないのでちょっと決断しどころです)。 大手門入ってすぐ歴史博物館にいって、城内、神社観光して最後に民俗資料館にいって終了という手もあります。この時歩いていく場合は、駅まで遠くなるので、民俗資料館でタクシー読んで帰る手もあります。

さて、赤穂は、浅野の殿様の頃すでに、塩業で有名な地です。 石高に対して塩業の収入でかなり裕福な藩だったと聞いたように思います。 一説では入浜式塩田の秘訣を教えるのを却下したため、吉良さんにいじめられたという噂も。 石高にあわせて藩の実力にあわない安い貢物が気に入らなかった説とか、清廉潔癖なので貢物を拒否した説も聞いたなぁ。 まあ、ようわからん。

明治の世になって、洋風建屋に(塩の)専売公社が入ったのが、この建物の由来だそうです(兵庫県重要有形文化財)。 昭和前半までの民俗資料が集まっているほか、時々、サロンコンサート等(ハーモニカとかオルゴールとかだったかな)が行われます。。今年の初めはロックに興味ないのでいきませんがビートルズのレコードコンサートだったかな?(今回取った写真は雛祭り特集ですね) 。 駐車場は左手(東側)に結構広くとってあります。

近隣に小学校があるので、車や自転車含む二輪の方、注意してくださいね。

子供の頃、市の海側は、流下式塩田が広がっていたのを覚えています。 近日紹介予定の海浜公園内海洋科学館には、新旧2つの方式の塩田が再現されています。 また、体験コーナで、塩づくりもできます(わずかですが出来た塩を持って帰って使えます。30分くらいだったかな)。

最後に歴史博物館に戻りますが、同じ道では面白くないので、運動公園経由にします。

運動公園

民俗資料館あたりから、緑が多いのに気が付かれたでしょうか?

塩づくりで、流下式塩田を廃止し、イオン交換樹脂法に切り替えたとき、広大な塩田跡に工場を誘致しようと考えたのですが、市民の生活の場所と、工場の間に、緑地を設けて、公害を防ごうとして設けられたのが、グリーンベルトとよばれる緑地帯です。今にして思えば、こんな狭いスペースで十分だったのか良く解りませんが、少なくとも、何とかしようという意思があって、実現したのが素敵だと思います(効率だけ考えれば緑地は無駄と他所なら考えそうなきがする)。 国際イベントの時だけ北京の空気がきれいになるらしいので、黄砂のせいではなく明らかに人間起因な大陸系のPM2.5何とかしてほしい。 衛星写真でも、飛んでくるのが見えるよねぇ。 九州の方お気の毒様です。

下左図から運動公園に入れます(道沿い右方向にすすみ橋を渡って入ることもできます)。

この敷地には、名前の通り、陸上トラックや、野球場、テニスコート、弓道場、体育館(プール、トレーニングジムあり)等があります。 それ以外に、ウサギ小屋があったり、堀の中で黒鳥が飼われていたり、子供連れも多く見かけます(昔の記憶ではアヒルや白鳥も複数いた気がする)。 緑が多いから何気に散歩やランニングにもいいんでしょう。バラ園等の植物も大切にされています。

GPSのルートでは、上右図の橋を渡って、水手門から、本丸方向に行っています。ちらっと右端に見えている堀の中の小屋に黒鳥が住んでいるようです。堀のなかを泳いでました。 看板に自転車乗り入れ禁止とかいてあるんだけど、渡った先、平気な気もする(本丸には確かに自転車乗り入れ禁止と書いてますが、橋を渡った本丸外周には自転車禁止とは書いてないきがするので、橋の上安全上の問題で乗り入れ禁止かな?と勝手な解釈で、押して通るのは問題ない気がしますが、責任とれないので、気になる方は、公園つききって、川は渡らず、川の手前右岸(川向こうの車道側でなく、手前歩道側)を北上すれば、歴史博物館入口に到達します。

歴史博物館

塩業にまつわる資料(1F)や、上水道関連展示、赤穂城全体見取り図(模型:2F)や、忠臣蔵関連三二シアター(2F)もあります。
1F中央に、大きな塩廻船模型飾ってあります。赤穂に興味のある人はぜひご覧ください。

 何か知的好奇心を満足する展示(赤穂とは関係ない)があった気がするけど思い出せない。

赤穂駅周辺の観光スポット案内はここまで。

施設前の駐車場を過ぎて左に曲がれば、赤穂城入口大手門太鼓橋が目の前です。 疲れた方は、おみあげ物屋さんで抹茶でも楽しんで一服して下さい。 仁義としておみあげ物買う必要ありますが、近所のおみあげ物やさんは、観光の間、駐車場に車を止めさせてくれたと思いますよ。

ちなみに、播州赤穂サイクリングガイドという先達様の播州赤穂観光コースページを地図作りとかで参照させていただきました。


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