パラメトリックイコライザーtoエレキギター
2018.06.03
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次のような実験をしました。 まあ、波形見る限り、パラメトリックイコライザーとしての働きをしています。
残念ながら、データとる途中で、IC壊してしまいました。ただ、入力信号が、小さいならば、正常動作するので、ギターのボリューム絞って、アンプ側で適当な大きさに増幅して、聞いてみたください。
面白いと思ったら、ＩＣを日本橋で買って交換して、大音量でも試しましょう。
テキサスインスツルメント社の、OPA３５０：３００～４００円くらいで買えるはず。
上の黄色が、ギターからの出力のつもり。水色が、この回路の出力（アンプに入る信号）。
測定器が壊れかけているので、細い線がいっぱい出て見えるのは、気にしないでください（実物はきれいな波形のはず）。
左は333Hzの時。右（真ん中）は、1kHzの時。
さらに３画像㍋ある場合の右端は、周波数特性。一番左の長い縦棒が、基本信号の大きさ。エキサイター本領の欄では、真ん中あたりに、大きな縦棒がいっぱい立って見えると思います。これが、高調波を発生するというエキサイターの本領。
勘違いしていたのですが、音叉の440Hzは、５弦開放ではなく、その４倍周波数。５弦開放は110Hzとの事。
ということは、440Hzは、１弦５フレッドのA（ラ）の音。
上記の３３３Hzは、１弦開放のE（ミ）。 1kHzは、その２オクターブ半上の音のイメージです。ただしギターの音は、正弦波ではなく、高調波をいっぱい含むので基本波としては、ないけど、１ｋHzの音はいっぱい出していると考えてください。
ポッドをふりきる（基本的には、入力信号にちかい素直な出力に近いともいえる。）
少し戻す（エキサイターの本領。波形に段差が出てくる）
ちょっとだけまわす。パラレトリックイコライザーの領域で、普通フレッドを押さえてだす基本音の直接増幅。ただし、均等ではなく、グラフィックイコライザで、周波数ごとにボリュームがついて、特定周波数あたりだけ強調、減衰できるものが、特定周波数だけの、強調だけに特化した機能と考えてください。
左右は周波数が違うので、出力最大になるポッドの位置は違う。
トーンコントロールボリュームで強調する周波数が変わるイメージ。
最低レベル。これもオリジナルに違くなるが、高域は出ていなくて、位相が少し違う。
上だと、青色出力が、位相が早いが、ここでは、位相がおくれている。
今のできにいったら、本格的にものづくりにしましょうか。
その前に聴感実験希望。
１）コンデンサａを大きくする⇒強調する周波数の幅が広がる：やりすぎると、単純に平坦になって、面白くないかも。
現状103のコンデンサ＝１０＊１０の３乗＝10nF=0.01up 極端に変えるとおかしいので、513はやりすぎとして、３３３とか、２２３くらいかな？
２）コンデンサｂを大きくする⇒強調する周波数の幅が狭まる：音の歪が大きくなる：
現状102のコンデンサ：これも３３２とか、２２２あたりが限界かな？
５１２はやりすぎ（このとき、ａのコンデンサも大きくするといいかもしれない）
エキサイターとしては効果大きくなるが、狭い幅の音の高さしか反応しないので、効果として、どう聞こえるは想像できない(笑)
ａのコンデンサの大きさとの比がが重要なので
１）や２）でコンデンサ変えて音の変化が気持ちい場合。しかも、変える前も、変えた後も、それぞれ、気に入って、切り替えたい場合は、
現在、５００ｋΩ２連ポッド（回すと二つの抵抗が同時に比例して変わるもの）を、二つのスライド式ボリュームに変更して、普通両者同時に回して、
大体気に入ったところで、２つのボリュームを単独とか、逆方向に微調整することで、似たような効果になるはず（細かく言うと微妙に違うけど）。
今は、実験用に大きく離れて部品をレイアウトしていますが、最終版な小型部品と普通のユニバーサル基板の手配船(上のは、被服の被ったジャンパ線で接続。５つの穴が同等なので、無駄なスペースが出来てしまう）。
とは言え、専用基板を作るのはお金がかかる。準備が必要。作ったことないので、いつできるか良く解らん。という欠点があるので、本来の基板サイズにおさめるのはちょっと大変（専用基板を作らないと無理）。
部品点数はほぼ同じですが、IC壊れると怖いので、保護ダイオード４本と、自動on/offスイッチ回路は別途追加必要。
下記はオリジナル基板。ICの大きさが同じだと思ってもらえば大きさわかるかな？下図左端の空中配線のえんじ色のコンデンサが、上図のa)コンデンサ（流用）です。
少なくても、手持ち部品の、アンプ出力用のコネクタサイズが全然違うので、同じかもっと小さい物探さないと、太刀打ちできないかな？
