中型(約18cm)ラズベリーパイでお茶を

2019.07.23(2018.01.28)
サイトマップ トップ < ラズパイの部屋 < . >(小型ラズパイ試食  ,ラズパイさんは手間いらず)

トラ技等ずいぶん前から話題になっているので、電気工作おもちゃの核として、18cm程のパイを試食することにした。
共立エレショップの、Raspberry Pi 3 スターターキットアドバンスタイプを購入。 こたつトップで使う予定なので、小型ディスプレイとのセットを選んだ、

Raspberry Pi 3
CPUボード本体。 上位互換というので、迷わず最上位(小型の新製品は興味がわいたら後で考える)。
7” Touchscreen Display
約18cmのタッチスクリーン(実験に使う予定なので、TVや、PCモニタは大掛かりすぎる )
ACアダプター + (2.1mmφ→マイクロUSB)変換アダプタ
5V 4A。 本体が2.5A、ディスプレイが0.5A程度を予想して、まあ十分かな。
SDHC
16G クラス10のもの
マイクロSDのUSBタイプアダプタ
ADR-MCU2BK2
lanケーブル
アクリル積層式「公式 7" Touchscreen Display」用フレーム(赤:PIM120)もついでに購入。ついでといえば、GPIO接続アダプタも購入したが、それは別途使用時に紹介予定。

オンラインで調べられたので許せる気もするし、単なる梱包ミスかもしれないが、ディスプレイとCPUの接続方法の資料等添付なく悩んだ。HDMIケーブルや、USBケーブル買い足し必要かと思いきや、フィルムケーブルで接続する仕様。インタネット接続する環境と、PCさえあればとりあえずインストールする環境整う。

準備に当たり事前に読んだ本。
日経Linux 2017/9 特別付録 ラズベリーマガジンビギナーズ
ラズパイマガジン 2017/8月号(現在隔月発行)
 実際にはshinayoshi's note が参考になりました(引用許可取りたいが連絡方法よくわからん)

準備

ハード取り付け
ディスプレイ代理店ウエブサイト参照して、とりあえず、付属ジャンパーによる電源接続で、全体を組み立てる。 ドライバ2本用意すれば対応可能(フレームの樹脂ねじ弱そうなので太めのマイナスドライバーには注意してください)。
あとで、電源ケーブルと干渉するので、ケースを削りたい気はする(ディスプレイにUSBケーブル差す場合)。
マイクロSDHCカードのフォーマット
紹介されていたSD関連からダウンロード。書籍紹介記事と若干バージョン違うが、とりあえず使用。 (2018.01.31)参考資料によると、フォーマットはFATとあるが、これ結構古くて大容量対応不可。 このファーマッタ―では”FAT”という表示なるものの、現実はFAT32。 失敗インストールで再度フォーマットするのに、MiniTool Partition Wizardという本来製品ソフトの、無料版利用させていただきました。 win8を並列インストールするとか、linuxインストールするときに、過去いろいろお世話になっています。これくらい役立つので製品版に切り替えるべきなんでしょうねぇ。 いったんOS導入すると、windows上の標準ソフトから何もできなくなると思います。別のソフトを使う場合はFAT32を指定してね(FATにすると4Gくらいかな?上限はたぶん)。 余計なお世話ですが、くれぐれも、ドライブレター間違えて、ブートのHDDとかフォーマットしないように..(さすがに保護されてるかな?)
OSインストール
簡単インストールできるというNOOBSを選択してダウンロード。今回利用したのは”NOOBS_v2_4_5.zip”。
↑をダウンロードして、展開(zipファイルの展開は標準でできるでしょ? MSDOSの頃はフリーソフトでlzh圧縮してましたが、マイクロソフト標準は、zipですねぇ)。
展開したフォルダー”NOOBS_v2_4_5”下の全ファイルをフォルダ含め、マイクロSDHCカードのルート・直下にコピー。
マイコンボードにカードを差しますが、ディスプレイと組みつけると、実は、カードの差し方解りにくいし、ケーブル邪魔で差しにくい。自信がなければ、ねじを外してCPU基盤持ち上げて作業しやすい環境にしましょうね。他の理由で触っていて、ぽっきりカードを折って壊してしまいました。案外もろい…
電源投入
(2018.02.01)フレーームの向きから考えると、画面逆転してますが、気にせず、立てずに寝かせて作業します。濡れている所とか金属の上はだめよ。
タッチパネルといっても、インストール直後は、ソフトキーボード自動導入されないので、USBキーボード必須です(パスワード聞かれるので)。 解像度低いのかマウスがないと、クリック難しいかも(単に指が太っているともいう)。インストールデフォルト解像度画面ならいいけど、狭い画面がいやで、仮想バッファを使うと、指先ではポイント難しいかも(指の太さが致命傷でなければよいねぇ)
さて、USBのマウス、キーボード(今回は、別PCで使っていたロジクールの無線タイプ利用:らずパイ君から見ると、電流容量の点から、1ポートで済むこのタイプ推奨らしい。電力の観点ではマウスにもキーボードにも電池が必要ですが、ニッケル水素充電池を利用しています)、有線LANケーブルをつないだら(無線LAN設定に悩むといけないし、有線の方が安定しているし)、おもむろに、ACアダプターをラズパイのマイクロUSBポートに接続。
まず、インストールメニューが現れます。一番上のRasbian(推奨)を、チェックし選択。
次に、真ん中下の言語メニューで、日本語を選択。
左上の、インストール開始アイコンをクリックして、開始になります(ここまでマウス無くても、指でタッチパネル操作可能)。

大きなラズベリーマークが現れて、インストールが開始されます。
何分というオーダでは済まないので、ラズベリーパイ試食に備えて、お茶でもいれてゆっくり待ちましょうね。
(2018.12.27)お茶の雑談があったが、主題と異なるので、ブログに移行。抹茶の話と、紅茶の話に分ける
画面の天地逆転
さて、なにもなければ退屈したころ、インストール終了の案内が現れ、画面上のボタンを押すと、リセット開始し、まもなくデスクトップが現れます。ところが、モニタのフレームをつけると、足の向きを基準にすると、ディスプレイ表示が天地逆転しています。フレームの足を逆につけると、電源コードが床面に邪魔になるので、素直に、ソフト的に、天地逆転させます(L側に曲がるコネクタあればいいけど)。
ケースの箱に反転させる方法記載がありますが、うっかり無くしてしまい、ここを参照しながら作業しました。

/boot/config.txt
  というファイルに、

lcd_rotate=2

という1行を追加します(ファイル先頭がいいのかな? ちななみに””は引用符なので入力しませんよ)。ただし、上記サイトでは、viという曲者ディタの例が示されていて、初心者にはそこの方法難しいと思います。
最初は、エディタをつかわずキー入力をファイルにリダイレクトして上記追加行1行だけのファイルを作り、オリジナルファイルと、アペンドして、書き換える手法をここに紹介しようと思いましたが、nanoというテキストエディタがインストールされているので、簡単なので、そっちにしました。20年くらい前かな?業務でviエディタ使ったのは。その後、PCユニックス上で、vimもつかってましたが、もう詳細は忘れました。 dos時代のvzエディタやめて、wzエディタは気に入らなかったので、windowsになってから、シェアウエア秀丸とかつかってましたが、cygwinで、ミュールもチャレンジして挫折。いまは、xyzzyというフリーソフトを愛用しています。mifesも2本購入したんだけど、PC毎にインストールできないので肥やしになってます。

画面最上部のタスクバー(?というのかな)にある、左から4つ目かな?黒い窓:LXTerminaiを起動します。下記の$は、ターミナル上表示されているプロンプトで、その後ろからキー入力します(本当は、”$”文字の左に、”ログインユーザ名”@”PCの名前”が表示されます)。

$ cd /boot
$ sudo cp config.txt config.org
$ sudo nano config.txt

で、書き換えるファイル”config.txt"をエディタnanoで開いて、”lcd_rotate=2”の1行を先頭に追加します。
^x (コントロールキーを押したままXキーを押す)で、保存するかどうか聞かれるので、"Y"キーを押して保存を選択(変更失敗したとか、わからくなった時は"N"でいったん終了)。

書き換えるファイル名config.txtでいいかどうか聞かれるので、そのままファイル名変更せずにエンター。(cpコマンドでconfig.orgというバックアップ作ってますので、失敗しても、それに気がつけば、何とかなるかも)。
ちなみに、コマンドsudoというのは、スーパユーザ権限でコマンド実行するという枕詞なので、コマンドとして、つけなくても、それらしく実行しようとしますが、今回のような特殊な保護されたファイルの書き換えができません。練習として、sudo無しで試してみて、Yes/Noを聞いてくる画面とか、そのあとファイル名聞いてくるのを事前に見ておくと安心なので、お勧め施行かな。

$ head config.txt

で、書き換えたファイルの先頭部分が表示されているので、確認してください。挿入行の先頭は、文字”L”の小文字であって、数字”1”や小文字”i”ではありません。アンダースコア"_"も忘れずにね。 (この記述ははっきりしませんが)dosと違い、UNIXの世界は大文字小文字区別があるのは要注意です。

もし、ファイル先頭でなく、後方に入れた場合は、
$ more config.txt
コマンドで、画面一ページ単位で進めながら見ることができます(スペースキーで次のページに移る)

問題なければ、

$ sudo reboot

で再起動。今度は、フレームに対して、使いやすい向きで画面表示できます。 上記のコマンドではなく、画面タスクバー左端のラズベリーアイコン → 一番下のshutdownメニュー reboot の手順きでもいいです。

ところで、リブートの正式コマンドは

$ sudo shutdown -r now

かな? 同様に電源オフは、

$ sudo shutdown -h now

後述のSSHターミナルから電源オフ実行することも可能です。

日本語対応
やはり先の引用先を参考に(他の例より、複数フォント導入とか勝手にやってくれるので、助かります)。日本語(mozcも自動インストールされる)

$ sudo apt-get update
$ sudo apt-get upgrade
$ sudo apt-get install task-japanese task-japanese-desktop

raspberryPI設定の設定。
画面上部、タスクバー左端のラズベリーマークを選択して、プルダウンメニューから”設定”を選択。ポップアップの中からラズベリーアイコンのRaspberry Piの設定を選択します。
右端のタブ(ローカライゼーション)を開いて、ロケール、タイムゾーン、キーボード、無線LANを、それぞれ、日本(japan)とか、ASIA/東京とか,JP/Japan等に切り替えます。書き換えたら、前回どうように下記コマンドでいったんリセット。キーボードに関しては、デフォルト98互換になっていると思いますが、私の環境では、テンキーがうまく動かず。NumLock押すと、フルキ―の中央部あたりが、仮想テンキーモードになってしまいました(初期のラップトップやノートにはテンキー無いので、とはいえ、数字を効率よく入力できるように、仮想テンキーモードがあって、キーに刻印ありました。 フライトシュミレータゲームで、テンキーが必要なときに、利用したような約30年前の思い出..現在、OADG109のモードで不都合無)。(2018.02.13)お茶の間PCとして利用している古いThinkpadX60も、キートップにテンキーの存在場所刻印されてました。やはりサブノートにはテンキーないからね

$ sudo reboot

そうそう、左端のタブ(システム)で、PCの名前とか、パスワード変更しておいた方がいいと思います(忘れないようにね) 。 なおここにある解像度はモニタ側の問題なので、画面サイズは変わりませんでした()
(2018.02.01)日経の特集号によると、初期パスワードは、"raspberry"とのこと。最初のトライのとき、キーボードつないでなくて、ソフトキーボード起動するのはなんだろうと、あたふたした記憶がります(というわけでUSBキーボードつないでインストールしましょうね)。でも2回目インストールのとき、PCの名前(ホスト名)をいきなり設定治すときにはパスワード聞かれなかった気がする...どこか勘違い?(2018.02.13)VNC接続とか便利なのでパスワードがデフォルトのままでは危険です。ログインユーザ名も買えた方がいいかな?

システムアップデート
windowsや、高機能linuxのようには、自動更新してくれないので手動更新します。途中継続するかどうか何回か聞かれるので、あからさまに間違えた場合でなければ、"Y"キーで継続させましょう。

$ sudo apt-get update
$ sudo apt-get upgrade
$ sudo rpi-update
$ sudo reboot

画面サイズの調整
標準状態だと、720x480の解像度では、アプリケーションを開いても、画面サイズ不足で、ok/キャンセルボタンすら見えないとか問題あるので、仮想的に画面サイズを大きくします。システム設定コマンドの解像度いじっても変わりませんでした。(仮想キーボードいれると、大きすぎて、この画面サイズではアプリがうまく操作できなかったりしました。)
前節の画面逆転対応と同様に、/boot/config.txt を書き換えます。ファイルの中ほどに、

#framebuffer_width=1280
#framebuffer_height=720

という記述があります。コメントを示す行頭"#"文字を削除し、上書き保存、リブートすれば、あれ、表示画面広がってうれしい!!
しかし、これだと、字が細かくなりすぎなので、オリジナルの1.5倍くらいがいいのかな?縦幅倍率と、横幅はオリジナルの720に対する倍率同じにすると、画面横が切れる(黒く未使用領域が残る)ので、それらしい数字にするのがいいのかもしれません。

先の画面天地逆転を含めて、修正内内容の確認をしましょう。ファイル内容の相違を調べるdiffコマンドを使ってみましょうか。
なお、上のフレームバッファのコメント記号#を削除しただけでなく、いったんコピーして、数値を、1080x600とした場合の例です。

$ diff config.txt config.org
1d0
< lcd_rotate=2
24,25d22
< framebuffer_width=1080
< framebuffer_height=600

ついでなので、ファイル全体を見る場合、一ページ単位で見るなら、ページャー:more というコマンドが有名ですが、lessというコマンドを試してみましょう。 DOS上のアスキー社のmoreコマンドは、ページをさかのぼって行き過ぎた分を、見ることが出来たような微かな記憶がありますが、ふと思い出したので、lessコマンド試したら、さかのぼってみることができました。moreとlessって名前の付け方センスいいですね。
コマンドという認識でもいいけど、なれたら、パイプ処理の有能なフィルタだというのがわかると思います。
スペースキーで次のページ、"q"コマンドで、終了です。

無線LAN設定
画面上のタスクバーでwifiアイコンがあるので(カーソルを持っていけば機能表示されるのでわかる:スピーカマークの左かな)、クリックして、使用するホストの選択と、パスワードの入力をします。
複数登録できるのと、パスワードを記録するというボタンがないのが不思議。 何かの機会に有料ホストに接続すると、その電波が届くところでは意図しないのにそこにつながってしまうかもしれない。
うちの場合、2世代住宅なので、無線LAN親機2台あって、両方登録したら、自動的に、切り替えてつながった模様(偶然つながりやすいほう選んだのか、意図して電波の強いほうにつながったのか、そのうち考えます。 自動で切り替わってるんなら、IBMのマネージャや、バッファローのマネージャより優秀かもしれない。
ソフトウエアキーボードのインストール(USBキーボード無しでも使いたい)
時間が空くなど場合によっては、ここまで同様、(apt-get update,upgrade等)が必要になる可能性もあります
$ sudo apt-get install florence
$ sudo apt-get install at-spi2-core

電源投入時にパスワード入力が必要な場合に備えて、設定ファイルに追記必要(英語版BBSから抜き出すとこうなるらしい)
$ cd /etc/lightdm
$ sudo nano lightdm-gtk-greeter.conf

下記を追記して
show-indicators=~language;~a11y;~session;~power
keyboard=florence --focus
ファイル書き換える。 タスクバー左上のラズベリーアイコンから、ユニバーサルアクセスの、Florence Virtual keyboard を選ぶと起動。
7”ディスプレイの720*480画面だと、ソフトキーボード大きすぎて、他のファイルへの書き込み困難。 フレームバッファで画面サイズを広げましょう。

(2019.07.23) "sudo apt-get install matchbox-keyboard "というコマンドで、本命の仮想キーボド導入できるようですが、フローレンスと違って、日本語入力の方法がわからん(^^; フローレンスの場合は、シフトロック(シフトキーをタッチすると色が変わる)の後、スペースキーをタッチすると、日本語入力モードになるのでシフトアンロックしてから、普通にローマ字入力できます。

以上で初期設定終了。

SSH接続
個人的にはテルネットという環境使ったことがありますが、LAN経由で、windowsPCから、ラズパイのLxターミナルもどき操作ができます。
設定:ラズベリーパイの設定:インタフェース:メニューでSSHをクリックして有効にします。
LXターミナルから、ifconfigコマンドを使って、IPアドレスを探します(192.168..xx.XX)のような数字があるはずです。
うちは、バッファローの無線ラン親機を使っていますので、DHCPサーバ機能で、このアドレスを、うちの流儀の番号に固定します。
次にwindowsPCの接続ソフト導入。昔はシェアウエアの秀ターム使ってましたが、ニフティ亡くなったし、有効パスワード忘れたので、今回は、TeraTermを利用しました。インストール後起動すると、TCP/IPの新しい接続という窓が開きます。ここのホストの欄に先のIPアドレスを入力(サービスは、デフォルトでSSH2になっていたので)、そのままokを押す。

すると、SSH認証窓が開きます。 ユーザ名は、ラズパイのユーザ名:デフォルトpiかな? Lxターミナル開いたときに、プロンプトで、
*@xxという表示があるはずですが、*がユーザ名です。xxがPCの名前。パスワードはさわってなければ、”raspberry”だったと思いますが、ラズベリーパイの設定メニューで、パスワード変更したものになります。
接続できたら、Lxターミナル操作と同様に、PCから、ラズパイのコマンドを実行できます。
窓を閉じるときは、exitコマンド。 "sudo reboot"のようなコマンドも利用できます。

タスクバーにマセマチカという有名な数学解析ソフトが入っていました。 windows95のDOS窓で動かなかった気がするのですが、面白いソフトだった記憶があります(南電機ビル買収前の小さなビル時代のTゾーン書籍コーナ(最上位階)で、ちょっと高い本を買ったら結構まともに動くバージョンがおまけでついてて、遊んでいた記憶があります。dosと、windows3.1の世代です(かなり後で気が付いたのですが、社会人は買ってはいけない学生バージョンだった模様)。 マニュアル代わりに探したけど、家の本棚に見つけられず。 会社に寄付して残してきたんだったかな?(当時のwindows200とかでは使えないし、マスキャド使っていたから、惜しくなかったという説もある。
(2018.02.08)昔の高い本買うほど興味ないけど、本屋で、「Raspberry Pi 2」でMathematicaプログラミング という本を買ってみました。 暇になったらゆっくり読書予定(それまで積読を決め込みます)。 Rとか入れたけど、それほど使いこなせず。昔のマスキャドも、windows7(32bit)のXPモードという条件でないと動かないので、放置に近い。


電源の問題。
ディスプレイメーカ推奨は、付属ジャンパケーブルによる、5V/GNDの、GPIO端子利用接続。最初のインストール時に利用させてもらったが、GPIOを使いたいので、のままの運用は基本避けたい。

メーカ推奨:オンライ資料に示された例
マイコンのGPIOと、ディスプレイのピンプラグを、2本のジャンパで接続。 GPIO使うのに不便。マイコンの電源にディスプレイ駆動する余裕が必要。
対案1:
二つのACアダプタで本体、ディスプレイを独立駆動。この場合、上記のGPIO接続経由のジャンパー接続不可との代理店記述。

しかし、GNDラインの接続必要では?(対大地の電位で、二つのACアダプタのたとえばGNDが同一電位になる必然性無し:電位差があっておかしくない)。
オーディオマニアが、コンセントの向き逆につないで、相違が解るというのは、これにも依存するかも(別回路のACアダプターだと、ダイオードのハーフブリッジ、フルブリッジでダイオードのVth相当の電位差でるのも普通)。

現実は、フィルムケーブルでGNDつながるが、この信号GNDと、電源GNDは要求仕様(インピーダンス)異なるのでは?(信号GNDに大電流流したくないのがハードウエアエンジニアの感性です) 。
対案2:
ディスプレイにマイクロUSBの電源をつなぐ。ディスプレイからUSBポート経由で電源出力し、マイコンボードのマイクロUSB電源端子に接続。
しかし、ディスプレイのフレーム付けると、厚みが邪魔でディスプレイ側USBコネクタへの接続困難(フレーム削ると強度に不安)。
将来、バッテリーで運用する場合想定すると、この方法がいいかもしれない。 大電流流せるUSBケーブルで、コネクタから長さ方向に短いものあったかな?(今近所の大型電機店店頭で見ると、コネクタの長さ方向短いもの見当たりません)。
対案3:採用 
ACアダプタ―の2分配機を使い、同一電源から2装置に電源供給。装置間のGNDは、分配ケーブルが接続。 共立電子さんの
・ACアダプタ DC5V 4A:WA-05400X
・φ2.1mmDCジャック-USB microBプラグ変換ケーブル:#38-MC×2本
・DC電源2分配ケーブル:#38-2B
を追加購入する。
対案4:失敗(2018.02.19)
5インチタッチディスプレイの販社サポートのおまじないで、ラズパイUSB経由でモニタマイクロUSBに電源供給というのは失敗。イニシャル時にディスプレイを認証できないからかな? 後でACアダプタに切り替えても画像現れない。config.txtの最初のおまじないではまだ電源供給遅いという意味でしょうか

インストール失敗事例

画面解像度を上げた状態で、リモートデスクトップのインストールすると、画面左端に大きな豆腐(白い四角)が現れて、対応方法わからず(タスクバーのアイコンも隠れているが、存在しているらしい)。あとから考えると、システム設定の画面解像度がVNC設定にも利用されるということのようなので、ディスプレイ上変化なかったけど、こっちもさわればよかったのかもしれない。

当時、もとに戻す方法わからないので、再インストールしようとしたら、SDカードが、今度は、読めない(32Gのものが、まれに認識して230M程度)。 フォーマット命令実行しかけても、完了できないというメッセージで先にすすまない。接触悪いのかと、抜き差しし、厚み方向にゆらゆら力を加えていたら折れて壊れてしまった(´;ω;`)

→ インストール済みカードで、windows側で特に何もしていないものは、”MiniTool Partition Wizard”というユーティリティソフトの無料バージョンで、パーティション削除すればまた再インストールに使える。 ただし、無理やりフォーマットかけ失敗したという過去のあるたメモリカードについては、認識できない(何か重要な情報壊したかな?)。

(2018.02.01)試していないけど、後で、日経LINUXに下記アンインストールコマンドがあるとか。 linuxのアンインストールで検索したyam/rpm等ほかの管理システム採用linuxシステムとは違うらしい。まあよくわからん。インストール作業発生しないように祈ります。

$ sudo apt-get purge **削除コマンド名オプションも?**

画面解像度フレームバッファ設定しない標準状態で、OS再インストールして現在正常動作。リモート接続設定後、フレームバッファ設定変えても、現在問題なし。 悲しいことに、リモート接続windows10は、ホームエディション対応不可。昨年壊れたノートPCおしい.. デスクトップにプロバージョンのインストールしたものあるけれど、置いた場所が、実用ではない。

最初のインストール時、テンキーが、矢印キー等の特殊動作。ナムロックボタンを押すと、英語キーの中ほどが、テンキーモード。昔ラップトップとか初期ノートのテンキーが無い機種等で、英字キーボード上に仮想テンキーモードがあった(キーにオレンジ色の刻印あったはず)。

このディスプレイシステムの感触 (2018.02.13)
ほぼ手間いらずインストール(表示の天地逆転は、なれたら、直すという対応でも当面困らない)。
別売フレームが、電源コードに邪魔。 ちょっと削る事を躊躇しないのであれば、ACアダプタ→(マイクロUSB)ディスプレイ(USB)→(マイクロUSB)CPUのすっきり配線可能
GPIOが、外向けなので、実験に向く。CPUも外向けなので放熱効果もよい。
USBコネクタが、フレーム足が邪魔で、USBコネクタ2ケ使いにくい(無線キーボード、マウスのホストをつなぐのには邪魔にならない)
マイクロSDHCカードが差しにくい(裏面コネクタ見にくいし)、フィルムケーブルが邪魔。
面積が大きいので字が大きいとはいえ、720ドット幅は小さい。仮想バッファで拡張するのに、シンプルな比で設定すると、両端欠ける。

UNIX関連書籍(昔々読んだ本)

Muleで、にゃん!  平山弘之著 メロン出版 PC
テキストエディタ。 DOSのVzエディタから移行するのに、しばらく浮気(cygwin環境だったっけかな?)。
たのしいUNIX―UNIXへの招待  続・たのしいUNIX 
坂本文著 アスキー出版 :シェルプログラムとか楽しい。
専門書も何か持っていたはずですが、ここにViエディタの解説もある。
テキストツールのテキスト―これで納得sed,awk
平山直之著 メロン出版
MS‐DOSを256倍使うための本 vol1/2/3
福崎 俊博ら著 アスキー出版 特にvol3は、sedの解説書として愛読。DOS上のツールですが、UNIXツール互換性高いかな。

エディタの雑談をブログに移管(2018.12.27)

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