十で神童十五で才子二十過ぎれば只の人??

2018.12.14(since2017.121.01)
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自分史黒歴史だったりします(妙な自慢話とか)。別に犯罪歴とかないけど、読んで面白い・得られるものがあるという話ではないと思います。読まずに自己紹介ページに戻りましょう。


幼稚園時代:
割と先生方に、評判良かった見たい
音楽演奏会:かっこうワルツ合奏。音大きいから、失敗すると一人目立ので無難な人と選ばれ大太鼓担当に(カスタネットとトライアングル、ハモニカ以外触ったことないのに)。 第二楽章が全く暇で困る。ずいぶん後の話になりますが、小学校高学年で学校の鼓笛隊(義士祭というお祭りのパレード等いろいろ)編成にあたりご指名が。 直前に椅子で二本足でバランスとって遊んでいて、倒れて前歯おりまして、通院中を理由に断る。口元に金歯が光っているのを知っている人もいるでしょう。そういう馬鹿な行為が原因でした。 歯磨き苦手で虫歯になって病院行ったら、半ば強制的に金歯を入れ替えられました。あの金歯もらって帰ると財産になったんだろうか? まあ実技のセンス無いとはいえ、高校含めペーパテストは成績優秀なので音楽が一応得意ということにしています。声変わりして帯域狭くなってまあ人前で歌わなくなりました。

演戯会(出し物:小鹿のバンビ) :海なら、海藻とかわかめが楽だけど(誰の漫才ネタだっけか?)、とりあえず狩人を希望。 ところが発表された配役は主役のバンビちゃん(シーンごとに演者が変わる仕様で、なんかセリフがいっぱいのシーンだった気がする)。

小学校入学前にモジュラーステレオ買ってもらう。 IQテスト成績のご褒美だったらしい。時期が来て同様に受験した弟君はさらに高得点取ったとのこと(兄の指導が良かった?私がパズルで遊び始めていたので見様見真似という説も有力)。
IQテストの問題、(3Dや2Dの図形の相似や合同のもの探すとか)つまらないもの確かに多いんだが、パズルとして面白い問題あって、答えがわかったと興奮していた記憶が残る。何だったかな?ある時間の時計表示(針の位置)を選べというような問題で、正解っぽいものに、短針が、数字ぴったりじゃなくて、中間になっているのに気づく。短針が動くのは知っていたが、定量的に何分でどれくらい動くという発見が楽しかった(小学校2年で習う問題だと思うが、試験の最中に気がついたという自慢)。 パズル愛好家として目覚める。小学校に進学してからいろんな本を買ってもらって読んでました。 鶴亀算とか別スレの方程式0で割る問題とか、組み合わせ順列の問題(富士山に登って降りるのに何通りの道があるかなど順列・確率の基本)等、面白がっていた。古今東西の面白いパズルが入っていて、アルキメデスの原理(比重を使って王冠が純金か混ざりものありかあてる)とかいろいろ話題もあった。記憶に残るフレーズは、犬だって近道が解る(三角形の二辺の和は、残り一辺より長い。だから犬だって回り道しないでまっすぐ進む)etc なんていう本だったかな?また読んでみたい気もする。 ふと考えると、パズルじゃなく、手品の本も買ってもらって読んでましたが、酸性アルカリ性試験薬の話とか、空気の膨張の話とか、理科に関する知識も、読書から、授業で習う前に、独自に得ていたような気がする。
時計パズルといえばちょっと違うけど、小学校の修学旅行は京都奈良。バスガイドさんが、くるくる向きが変わるので、もう東西南北解らなくなったでしょう?と問いかける。 偶然後ろに座っていた校長先生に時間を聞いて、頭の中で、イメージした腕時計の短針を窓から見える太陽の方向に向ける。12時のメモリとの中央が南になります。隣の席の子にこっちが南と指示したら、バスガイドさんの案内とあっているので、驚かれた思い出があります。 出典よく覚えてないのだけれど、日中太陽が出ている時限定だけど、覚えておくといいかも(針式の時計珍しいから...)。アウトドアの本で他の例としては、切り株の年輪の間の広がっている方向が南だというのもあります。日の当たる方向が成長するので、年輪の幅が広くなるという理科の知識。 まあこれで遭難したというクレームは受け付けません。しっかり磁石やGPSを持参して山に入るように願います。
まあ、読書は重要ですよ。

小学校時代:
結構先生の評判良かったらしい。
読書大好き少年で小学校の(たぶん3年の)担任の先生に、”本の虫から人に成長するように”と言われた。図書委員で図書館で本を乱読していた記憶。
”走れメロス”という本の感想文で、市内読書感想文コンテストの賞状をもらった記憶(県とかの進出なかったから佳作くらい?)。
国語辞典の早引き競技会が校内で開かれる。クラス単位の選考会だと、私物辞書(新明解国語辞典初版?)で、圧倒的に早く牽けるので、代表に選ばれるが、本番は、公平に学校所有の学童向け辞書を使う。字が大きくて分厚いので、ページこれくらいめくるといいという感覚が判らず、散々な結果に。 クラスから全然だめだと陰口が..一応慣れてない辞書だから結果が出ないと擁護してくれる人がいて感謝。
4年の時、朝礼で担任の先生が小話するんだけど、その内容が、新聞のコラムから引用が多いことに気がつく(3年のこのころより、読む範囲を徐々に広げながら、朝刊読んで、学校に行くようになって気付く)。その話どこかで聞いたと思いながらちゃちゃいれたら(うるう秒か何かの話で、たった一秒どうでもいいと思うでしょう?という先生の問いかけに、新聞記事の受け売りで、天文観察とか、アポロの宇宙開発とかの基準時間に重要と突っ込みました)。 朝礼の小話の傾向がその時以来変わりました。>担任の先生ごめんなさい。 もしかして新聞変えたのかな?

数学(算数)の最後の授業は、プリント印刷した問題集もらう。後で聞いたのは、有名私立の入試問題からの抜粋だったらしい。一問解けなかった悔しい思い出あるんだけど、まさにパズルといているようで楽しかった。私立進学する変わった人が、割と偉そうに解けた?と聞きに来たので、(ほとんど)簡単だと撃退。 学校の算数の教科書の範疇超えてる気がしたけど、受験戦争突入のひとは、そんな若い時から一生懸命勉強してたんやねぇ。
そういえば、帰省した親戚がこんな問題解ける?と、数学の問題(上の問題と同様なので中学入試試験問題なのかな?)出題。 解いたら後日FAXで問題追加。 まあ理系じゃない場合、親の間でも、話題になるような問題だったりするのかな?理科系をなめてはいかんよ。
流量問題とでもいうのかな?一定量で流れ出するものに、一定流量で流し込んだ場合の、入り口出口の数を変えるとか、そこから時間や容量を求めるような問題です。方程式立てるとつまらんけど、小学校レベルの知識限定で解くのは結構楽しい。実問題文は待行列問題でした(受付や会場の人の出入り)。(2017.12.18)流量問題類似。100mハンディつけて、兄が分速30m、弟が分速20mの兄弟が同時にスタートする。追いつくのいつか? 普通に算数問題だと、毎分10m(=30m-20m)距離が違づくので、10分で追いつくというのが、まあ、普通。 ところが、類似問題で、10mの井戸の底にカタツムリさんがいる。毎分3m登ことができるが、そこで力尽きて2m滑り降りてしまいます。さて、カタツムリさんが、井戸から出られるのはいつか? 前の問題と同様に考えて10分後というのは不正解。良く考え直しましょうね。答えは8分後。何故だか考えましょう。純粋算数と現実問題の差があります。 この問題の答え見たとき、何気に普通の問題と混ぜていたので、間違えていることに愕然としました。
卒業式は、卒業生代表で答辞だか挨拶(決意表明)の役を押し付けられる。あがり症なので嫌がったんだがまあ無難に終わる。 (2017.12.18)運動場で朝の朝礼で倒れるとか、ひどい時は、市のテニス大会の開会式で貧血で倒れて部長に場外に連れて行ってもらったとか、体力的にも、緊張にも弱い人だったりします。だから、緊張するよう場面にはいたくない。


中学校時代
英語単語の暗記とか拒否していたので、3年生の担任に叱られる。足引っ張る科目あると、総合成績悪くなるし。

歴史は(年代暗記は別として)面白いけど、地理はデータ羅列に興味を示さず低迷。 定期試験は、地理歴史共通で、歴史の比重が大概大きいから、それでも結構点数よかった。が、ある時、地理だけの試験の時、成績悪い(地理だけ試験だと常識だけではわからない難易度)。先生に呼ばれて今回何で成績悪いと叱られる。だって、地理もともと苦手なんだもの..と言い訳。 先生も納得したみたい。 いったことのない縁もゆかりもないカタカナ地名や特産物なんて、興味ある産物ならとこもかく興味がわかん。
でもこの社会科H先生にも認められていて、卒業前最後の授業で、指名されて教科書の後ろの方を音読する。先生曰く”日頃本を読んでいれば初見の文章でもこれくらいすらすら読めるようになるから、みんな本を読め”という別れのお言葉。間接的なお褒めの言葉。小学校の時の”本の虫”評価から少し進化もよう。 記憶がはっきりしないんだけど、小学校の国語の最後の方にも、教科書の物語を朗読させられたようなかすかな記憶もある。小学校のときはいい加減な性格も暴露。外国の物語で主人公は、長音を含むカタカナ。長音の読み方がおかしいと先生に注意されました。カタカナなんて一文字単位ではなく気分でブロックとしてしか見てないから最初に間違うと最後まで間違ったままでした。似たような話で、本で読んだ”シーラカンス”という古代魚の名前、ずーと間違えて読んでました(笑)。ニュースかなんかで取り上げられて、アナウンサーが名前を読んだときに目が点!(覚えているけど恥ずかしいから何と読んでいたかは内緒)。(2018.11.04)恥ずかし読み間違いパート2:記憶が無いけど親によると、ヘリポコターと長らく読んでたとの事。カタカナ苦手?外国語苦手なのは結構昔からかな?

国語の記憶:前年体育の教育実習で来ていた学生さんが、翌年国語教師として赴任。 悪いんだけど退屈でほかのページを読むことが..多くて...あるとき隣の学友が先生に授業に集中していない人がいるとご注進に走る!!なんやねんこいつ。 まあ、あれほど繰り返し説明したのに試験で、”首尾相応”という言葉を問う問題が、ほとんど全滅だったと言われてちょっと反省(確かに最初と最後が対応しているのが良いと繰り返し言ってたのは記憶にあった)。 でもこの”首尾相応”という言葉webで見てもはっきり出てこないねぇ(”首尾一貫”の類似語扱い:漢字のイメージだと中間はどうでもいいかどうかが、首尾相応と首尾一貫の差?)。 当時指導要領の取り扱いが、この言葉そんなに大きかったんかなぁ? 試験では、首尾一貫の似た言葉というのまでは頭に浮かぶが相応とは思い出せず。しらーと、”首尾一貫”と書いてみようと思ったが、”貫”の字が思い浮かばず。さすがに平かなではまずいのであきらめました。

多湖輝著 ”頭の体操”シリーズを読み始めたのもこのころ。ちょっ行動範囲広くなったので、新しくできた市立図書館通い始めて見つけた本です。 後、将棋の升田名人の本を連続長期借り続けて勉強したけど、これは物にならんかった。頭がボケない・さび付かないようにもう一度読みたい気もする。私立市立図書館にはさすがに残ってないかな?(2018.11.04)ところが、文庫本で再販されているので、現在順番に購入中。今読み直すとちょっとおかしな問題もあるねぇ(4冊目にそろそろ飽きた)


兵庫県の公立高校入試は、中学校からの推薦重視だし(推薦もらえばほぼ入学決まる)、学業成績それほどではないものの、学科別試験ではなく総合問題だし(例えば英文を読んで地理の知識で答えるような問題で、英文読めても地理知っていてもそれだけでは回答不可)、模試試験成績は結構優秀だったりする。 まあ中学校の普通課志望者の上位成績者半分(2人くらいかな?有名私立とか学区外の有名高校進学者もいるけど)は、地元の赤穂高校進学なので、受験という気分無し(初めての受験は大学入試みたいな雰囲気でした)。 赤穂高校は我々の通った頃まで、赤穂城跡にあり市外からの優秀な生徒多かったが、隣接市に普通科高校できたし、今の旧塩田後に移ってから、駅からの交通の便が良くないため、人集めに苦労しているらしい(教科書関係で付き合いがある本屋さんの愚痴)。 今の学生さんは駅前駐輪場にあつけた自転車通学かな?(高校への地図は観光案内ページも参考になるかも。この距離は年に数回ならともかく普通歩きたくない距離でしょう。旧高校は同じく観光案内参照ください赤穂城本丸跡

高校時代:
ただの人っぽくなる?

一味違う国語の自慢話。字は汚いですし、漢字書けません(それ以外に、英単語とか、歴史の年号とか暗記まるでダメ、B型人間は暗記に興味示さずスルー。実は人の名前も覚えるのスルー)。 でもパズル的攻略手法活用して選択問題得意で、共通一次の国語の自己採点結果は国語の先生によると、文系含めて**点台の校内最高点がこのクラスにいると、(うぬぼれかもしれんが)自分の目を見ながら公表してました(点数の一桁目言わなかったので詳細不明)。 試験後電車の中で解答予想するとき、知り合いの意見と合わない問題で正解あてたりしてたので、結構自信あったりしました。でも数学や物理は考えないふり(笑)

(2017.11.29)パズル的攻略手法: 問題文読まずに、まずその問題の回答選択肢を全部読みます。 (ダメ回答でも、ダメな部分を除くと正解に近い可能性もあるが)常識的にダメなのを置いといて、それらしい回答例の相互間の違いを見る。 正解と惑わしたい(一致点の多い)誤答が混じっているはずなので、回答間の違う点だけおよびキーワードを先に抑えて、それから問題文を読みます。 例えば英文で単語の日本語訳解らなくても、先に抑えた相違点に関係すると思われる文章が目にとまります。 長文問題繰り返し読み返すよりよりはるかに簡単に予想が立ちます。 回答選択肢群をよむときに、文のSVOCを区別して、回答例が、Sが誰なのか問うているとか、Vが肯定なのか否定なのかとか、Vは、V1するのか、V2するのか。Oが誰?何と問うているのか押さえておけば、単語解らなくてもok。 回答例先読み方式を駆使すると、長文読解は国語(古文、漢文含め)も、英語も、文章の実内容は解らなくても、正解らしいのがかなり高い確率で選べます。 知っているか知らないかというクイズのような問題や数学には歯が立ちませんが、出題者が、迷わせてやろうと凝った選択肢を用意すると、問題文読まなくてもそれっぽいのが解ったりします。 学生諸君試してみれば。
(2018.07.03)頭の体操の一集目の文庫見つける。 買ってまえがき読んでいたら、読んだ記憶はないんだが、パズル的選択問題必勝法の解説が(化学の問題で化合物を選べという問題で、一番共通項が多いの選んだら正解だったとのこと)。 一番疑わしいのを選ぶという話。 記憶はないけど、読んで高校・大学の試験の時実践してたんかな? こんな長いまえがきの訳ない(娯楽のパズルの本に、こんなまともなまえがきは邪魔)。 後からどこかで追加したないようなのかな? 受験生の皆さんは読んどくのをお勧めします。
そうそう、凝った選択肢の問題といえば、入社後、社員教育というのがありましたが、ある講義のイントロダクションでコロンボの偽金貨問題出してきたので、あっさり答えたら、ちょっと嫌な顔しておりました。さらに講義が佳境に入る前に、(データの推論する方法がテーマの講義だったように思うのですが)例題を出してきたので、このパズル的解釈で、正解推定して見せたら、思いっきり嫌な顔をされた記憶があります。  まあ社会人としては知らんぷりしてるのが正しかったんだろうか?

語学系はいいのだけれど、その代わり数学の点数は平均以下とは言わんが理系としてはかなり恥ずかしい。あがり症なので実力発揮できずと言い訳しておきます(数学も、物理も、教科書は読んで論理の道筋をたどるのは楽しい。が、ドリルで似たような問題を繰り返し実践して、身に着けるというのは、面倒)。 実は物理数学は定期試験でも教科書を読み返すこと以外ほとんど勉強した記憶がありません(教科書読み返した後は他の暗記科目中心)。それだけでは入試試験時間という短期間に正解にたどり着くのが難しいという実感を、共通一次や落っこちた私立大学の試験で思い知ったので、1月半ばから3月の2次試験までは、私の物理数学の受験戦争本番だったと思います。

余談ついでに共通一次の社会は、年号や地名なんて覚えるのいやなので、倫社・政経の楽ちん2科目選択(あれ?理系だと政経は授業すらなかったかな?でも年号や人名まる暗記よりは、はるかに楽。歴史と重なる部分多いので既にわかる部分も結構多いし)で、この年の、この2科目の平均は、歴史地理の平均点より有意差ありで高得点。 まじめに受験勉強(単なる暗記とB型はスルーする)した人と、手を抜いて倫社・政経選んだ人の成績(点数)が同等扱いでは不満だという意見が出たのが、あとで、この2科目の同時選択は禁止になったようです。ついているというか、先見の明があるというか、神のご加護か?まあラッキー。点数ではなく平均点からの偏差にすればどうでもよかった気がするんだが。 その場合も、分散の大小あるだろうから、正規化加算する? とはいえ、母体数が、歴史と、政経倫社違うからやはり面倒だよね。母体数少ないと正規分布しなさそうだし。

電気系一括ではなく独立した電子工学課のある地方大学を適当に選んだら、共通一次どさくさ入学(奇跡的に倍率低い)のラッキー感(その反動で翌年の倍率急上昇だった気がする)。

英語の筆記試験ある大学には入れる見込み無かったろうから、共通一次試験制度開始は神様仏さま。かな?ついてるついてる!! (2017.11.02)模試とか共通一次とか受けるたびに志望校が徐々に偏差値高いほうランクアップする不思議な奴だったと、同窓会で、偶然だべっていた複数同級生が口をそろえてました。私立は全滅だが志望校の偏差値下げなかったもよう。 しかし(特に仲が良いわけでもない)他人の志望校って、途中途中いちいち気にして覚えているもんなのかね? 
志望校の選び方は、国立現役合格ならご褒美という餌につられ、間違いなく入れそうなところを志望校に選んでいた結果だったりします(現金な奴。守銭奴?)。そうそうご褒美はPC-8001というマイコン(パソコンの元祖に近い)にばけ、学業にも、有意義な使い方になったと思います。 え?推薦入学制度開始?ついてるついてる!!  

(2017.12.05)大学受験の年に(初詣は地元ですが)、ちょっと有名な神社に行く。試しに引いたおみくじが、。いやー共通一次の失敗とか、私立二連敗で厄が落ちていい目がでたのか? それとも今の人生が失敗だと言いたいのか?...

(2017.12.14)進路相談で思い出したこと。放送で同級のM君と2名を、数学教官で進路指導の先生より放送で呼び出し。ちょっと怖い先生なので、恐る恐る行くと、親の支持政党どこ?と聞かれて、父母別々で、こことここという説明。 それを聴いたら、こんなの学校いかないか?と資料渡されたのが、防衛大学。 一晩読ませてもらったけど結局断りました。 体育苦手(小太りの体力無し)なのに、訓練の話とか読むと無理に決まっています(勧める先生の感覚おかしい:そんな身の程知らずではごんじゃりません)。 もう一つの大きな理由は、電子回路作りたかったんやけど、そういう専攻学科なかったような気がする。 あれは英語苦手で、入試苦しみそうだから、こんな逃げ道あると教えてくれたんだろうかな? 今にして思えば最新電子技術に触れる可能性はあったんだろけど、ものを創るという意味ではやはり選択しなくて正解だったんでしょう。 そういえば大学4年の時、研究室の大先輩というのが会社勧誘に来訪され、電波を吸収する特殊な塗料を作っている会社だと言ってました。何に使うんだと聞いたら軍事利用だと申しておりました。電子回路業務じゃないので聞き流す。ずーと後で、ブロークンアローという映画を見て、こんなところに使われているんだろうか?とふと思い出した逸話でした。
自衛隊のみなさまには、きな臭い国際情勢の中、頑張ってほしいと願います。

大学時代:
(2017.09.13) 高校生の頃講談社のブルーバックスというシリーズの数学の本をいくつか読んでました(パズルの本を読む気分)。確率って難しい計算しなくても直感的にわかるので好きです(式をたてられれば、数値計算は単なる後処理と省略できる)。 確率の有名な問題でモンティ・ホール問題というのがあります。概要は3箱の中に当たりが一つある。回答者がまず一つ選んだら、出題側が、残り2つの中の一つを選んで空(はずれ:あたりでない)であることを示します。 さて、私は、今のまま箱を選び続けるのが正しいか?未開封のもう一つの箱に乗り換えるのが正しいか?という問題です。ポイントは出題者が、残りの一つの箱を開けるときに、(正解を知っていて)あたりを開けないということ。
常識的に条件付確率を足し算して、残りの箱に乗り換えた方が当たる確率2倍高いという結論のはずなのですが、高校の数学で違うことを教えていると主張している人がいて、わりと気持ち悪い説明をしています。 一応条件付確率の計算をするのですが、最終的に、最初に選んだ時には1/3だったかもしれないが、1け開いて残り2つになった時点で、どちらも1/2の確率だという回りくどく?数式による説明がされている模様。 私的には直感的にいうと、最初に選んだものが当たる確率は1/3. 残り2/3は外れてしまう。この2/3の事象が起きた場合、残りの箱はあたりとはずれの1個づつだから、はずれを出題者が空けたあとの残りは当たりとなります。つまり選びなおせば2/3の確率で当たる(最初の選択は1/3確率だから、確率2倍になる)。 この問題に対していやいやその前提おかしいだろうという感じの説明しながら、どちらを選んでも確率同じだという主張をされているわけです。

条件付確率おかしいだろうという話題で思い出した自慢話を一つ。 教養学部から別の地域の工学部に移った後、確率論という数学の講義がありました。問題覚えてないんだが、上の場合と同様な気持ち悪い条件確率で解いた問題を示し、実世界でも役立つ確率って面白いだろうと説明する初回講義だったのです。授業終了後つかつかと先生の所へ行って、条件確率で、**の配慮がされてないのはおかしいのでは?と質問すると、しばらく考えて数学専攻科?と聞かれる(いやいやこのキャンパスは工学部だけです)。 次の講義の最初に、長年授業で説明した問題だったが間違えていたと言って、納得できる解法を示してくれて、かなりうれしかった。 まあ確率論は選択科目だけど、その先生の別の必須科目で赤点貰った悲しい思い出。

(2017.10.05) 学生諸君へ。私は研究室配属になるまで、授業がないのは1週間で、一コマあるかないかの時間割ほぼ選択科目埋めて受講してました。休んだのは何かの事務手続きで帰省した2日くらいだったかな? おかげで試験の時に面白い選択科目重視で、必須科目は案外成績よろしくない(赤点もらったのもあるし)。 4年になっての進路相談まで知らなかったのですが(情報に疎い)、その年から大学院の推薦入学制度が始まり、選択科目を含むトータル成績良いので無試験で進学可といわれる。 4年生の春休みにある組織の工場実習に参加させてもらいました(通信用の高耐圧単品半導体の特性を調べる実験とデータのまとめ:回路中心の興味から、物性への興味がわいたのがこの時)が、配属先の職場の先輩や大学院生の実習仲間らと話をすると、やっぱもっと勉強せなあかんなぁと思ったところだったので、渡りに船でした( 学費ありがとうございます>両親様 :地方の国立大学は学費も安いし生活費も安いので親孝行ともいえる 遊ぶためのお金欲しさでアルバイトに励むのは学生の本分としておかしい)。 必須科目のみの成績だと上位全員進学だと推薦枠なかったらしい:試験進学だと自信ないなぁ(確か語学試験もあったはずだし..第二外国語の試験もあったりして...うちのクラスは一人だけフランス語という変人がいましたが、技術屋さんはドイツ語というのが暗黙の了解。 大学時代だって単位もらったらきれいさっぱり忘れ去りました キッパリ)。 

みなさんも無駄だと思わず勉強すると視野も広がるし、いいことあるかもね。学校の研究内容と仕事内容一致できるのはごく限られた人だと思うので、どんな分野でも困らない視野・知識を持つのは重要だと思いますよ。 

勉強するといって思い出すのは、大学2年のとき、学生運動で授業ボイコットがあった(興味ないので理由は知らね)。 私は授業あるなら当然出席しました(スト破り?)。当日始業前に同級生が授業ボイコットしようと教室に現れたが、学生の本分は勉強だ!と退散してもらう。 当時は学生運動あったんだろうね? 先生は学生がいるなら仕方なく講義するという雰囲気(学生運動容認派?)、(3人くらいの間では明日出席するよねぇ?という会話はあったが)クラスメイト7名と、あと知らない人数名だったかな出席者は?いつもは大教室で複数クラスの生徒でいっぱいなんだが(空気を読まない:場に馴染まない人というのは昔から:いかにもB型さんってか?)。 この時の知り合い出席者中5名は進学仲間になりました(まあ類友だったわけです)。推薦入学制度が始まったのは、それまで修士課程だけだったのを、将来博士課程まで設置するために、大学院進学率を上げるという目的だったらしい(定員は前の年までの実績から考えて学部の1割くらいかと思っていたけど、そもそも2割定員だったらしい。 それを推薦1割、受験1割でまずスタート。数年後リクルート活動で会社の宣伝に学校訪問すると、進学率凄く上がってって驚きました。 当時本校博士課程がないので、本校出身で博士号持っていない実験助手Iさんが、博士号取得の為に東京の大学に内地留学されたとき、宿舎までてみあげ持参してご挨拶にいった記憶があります(行きの電車バス乗り継ぎ面倒だったので、帰りは鎌田までタクシーだった気がするけど、はてさてどこの研究機関だったやら)。 タクシーの運転手さんに、内地留学している先生のところに挨拶に来ていたと噂話すると、あれ?日本語お上手だし立ち振る舞い普通の日本人かと思いましたが、外国の方ですか?と聞かれてちょっと困る。 確かにこの時まで内地留学という言葉聞いたことなかったは確かです。現在無事教授御昇格とのこと、おめでとうございます。今の学生君はそういう苦労しなくて済むのでいいですね(年賀状でご挨拶していたのですが、ふと気がつくと宛先不明で帰ってくることに気がつく。 ほかにも何名かいらっしゃるのですが、転居の案内読み落として住所不明になってしまった悲しい事例だったりします)。

(2018.04.08)ストというと、会社入社直後に電車のストがありました。 新人君はまだ休暇とれないので、朝早くバス乗り継ぎで会社に行きました。 定時に間に合うように職場にたどり着くと課長しかいなかった気が...年賀状の住所から考えて、課長は直通バスがあったのかもしれない。 でも最近交通機関のストとかないねぇ Uターン後、姫路にかようのに、台風でがけ崩れで電車が止まったとかいうのはあったけど。 このときは帰りの電車がとまったので、仕方なく姫路駅前のホテルに泊まる羽目になりました。 それ以外に事故や台風で電車がとまって、あわてて三回くらい自家用車で通ったかな?。 間に合わず2回くらいかな?JRの遅延証明もらったのは(30分前出社を基本にしているので、めったに間に合わないことありませんでした)。

ラプラス変換のすすめ
正直数学の授業のラプラス変換はよくわからんかった(単なる座標・単位系変換に何の意味があるんだろうと)。同時期に学んだのフーリエ変換は時間軸と周波数軸の対比が非常に面白かったけど。
その認識が一変したのが過渡解析応用。過渡解析は微積分方程式を解く正攻法で最初は習うんだけど、単元が変わるとラプラス変換による解法が説明される。

乱暴な言い方をすれば、時間積分が1/s 時間微分がS倍という魔法のような置き換えたをしたS領域(で中高生でもできる)代数変形し答えを求め、これを機械的に逆ラプラス変換することで時間軸の解が求まります。授業でこの応用に衝撃。 微積分の式を解くとき、初期条件がどうのこうの、、読んでも解るような解らないようなむずむず感が高かった(テキストの説明を意地悪く読むと、最終結果論がこうなるのが正しいので初期条件はこのようにするというごまかしがあるようで、気持ち悪い)。

この衝撃から回路解析演習の授業で、過渡解析の単元でも、ひねくれものはラプラス変換を利用。 ある問題でテキストの微分方程式による解法の結果が、自分でラプラス変換で解いたものと違う。 正誤判定のために、対称定数を代入した場合対称回路は対称動作するはずなのに、この解答ではシンプル動作が出てこないので当番が板書中に、先生にクレーム。 左右対称解が出てこないのは”物理的におかしい”という説明で納得してもらった。 まあ、微積分法のどこがおかしいという間違いの指摘ができなかったのが当時の自分の限界でした(今ならわかる。初期条件の定常電流の向きと、過渡解析中の過渡電流の向きが一部異なるので、符号を変えて式をたてなければいけない。 本屋の流通版直っているけど、符号を変える理由のとってつけたような説明直観的では無いなぁ)。

(2018.05.13)実は受動素子(抵抗、コイル、コンデンサと電源だけ)の過渡解析という電子工学の基本が教科書読んでも納得できず、落ちこぼれるのではないか?という危機感があった(教科書の似た問題からわけもわからず引用するというのは、電子工学専攻を目指すものとして許しがたい)。 それが、ラプラス変換という道具を使うことで、迷いなく解くことができたので、すごく安堵したという背景がありました。 必須科目でも数学の定理を証明するなんていうのは、自分の人生でありえない想定なので、教科書を覚えるというのでも、抵抗は少ないけど(でも暗記は拒否するので、成績よくない...)

後日談:”優”の実力無いと単位は与えないという方針なので日々小テストと定期テストだけではほとんど誰も合格しないのという変な科目(電子工学専攻ならこれくらい解けるのが当たり前というのは正しい)。 個人的には合格してもいい成績だったはずなんだが、この年は、上述のを含むテキストの微分方程式の章を、(出席番号順に割り振り)ラプラス変換で解き全員レポート提出。 さらに後日談:ラプラス変換で解いた問題集の新刊が書店店頭に並ぶ。おいおい。まあ今も手元で辞書(変換表)として活用中。

オペアンプの話
入力インピーダンス無限大。出力インピーダンスゼロ。ゲイン無限大というのがオペアンプの第一近似。さらに、負帰還をかけて、±の二入力の電位差がなくなるように動作する回路設計を行う。までが基本。
この程度の理解でも役に立った例(思い出話)。 大学時代、材料系の研究室の実験助手Iさんに、ゼミに誘ってもらったり、かわいがっていただきました。 この方は高分子膜のセンサ応用の研究に着手していて、ある外部雰囲気の変化が、微妙な膜の電気特性に変化をもたらす(それが時間分解能に変換されて精度よく変化を測定できる)というのを、オペアンプで増幅して特性調べているのだけれどうまくいかないらしい。 ダメもとで回路図見せてもらったところ、差動入力がプラス側に変化すると、帰還回路がさらに差動量を増大する正帰還回路構成だったので、±の接続逆じゃね? と進言したら、期待通り動くようになったとのこと。 この程度の読解能力でも、実は役に立つという実例です(それまでディジタル回路一辺倒だったので、オペアンプ含むアナログ回路なんて、教科書と学生実験の単位でしか使ってませんでしたけど、原理さえ理解してれば、役に立つよという例です。 

マイコン応用
(雑誌掲載や自作)プログラムのデバッグの兵器として、第二精工舎の安いドットマトリクスプリンタ ((2018.11.30)GP-80)に飛びついた思い出あります(NECやエプソンの定番機15万円くらいに対して半値以下7万円くらいのモノハンマーという廉価版プリンタでうるさく遅かった:漢字ROMなど当然ない英数字ベース。 トラクターフィードという、計算機センターの出力用紙のように、紙の両端に定間隔で穴が開いていて、それを、ひっかけて紙送りするシステムです。
そのプリンタのデバッグ以外の応用例。 演習問題で方位ごとに計算して指向性パターンを書けという宿題がでたとき、繰り返し演算面倒だったので、BASIC言語のプログラム作り計算してついでに、求めた極座標データを紙の2次元XY平面に投影して、指向性パターンを印刷して提出した時や、別の実験計画法という授業で興味を持ち予め作っていた(一次式の)最小二乗法の計算ソフトで宿題解いて報告したら、当時まだパソコン(マイコン)使う人少なかったので、結構めだってました。データ数からそこまで精度無いだろうと思うのだけれど、大多数の学生さんはプログラム電卓(FX502が主力かな?)で処理するので、有効数字で微妙に答えがずれると評判悪かった。 単精度ではなく倍精度演算にしておけば、電卓と同様な値になって気持ちよかったのかもしれない。 
それらの講義の担当教授偶然同じ人で、4年になって研究室配属時ぜひおいでという、お愛想をいただいたことがありました。その研究室に配属された人に聞くと、当時使っていた古い計算機上のテープベースの古い業界専用ソフトをBASIC言語で使いやすいものにしたかったらしい。(配属先抽選大会で、クラス最後から5番目の選択権という)くじ運悪い自分は、ほぼ選択の余地の無い配属にきまりました。 ただその先生のところへ行きたいか?というと、怖いイメージの先生なので行かなかったかな。 

入社試験
学校として、同一メーカに、学部1名、院生1名しか認めないという方針なので、またくじ引きで、第一志望は逃して、半導体にも力をいれている他の総合電気メーカを志望することになる。

(2018.04.21)大学時代、祖母の長寿のお祝いで親戚中が集まったことがありました。 孫一人一人の自己紹介・主張する場が設けられて、電子工学専攻で、クレイ1のようなスーパーコンピュータの開発に漠然と従事したいというような話をした記憶があります。 科学技術等価値無いという青臭い意見を述べる若者がいて、当たらない事で有名な天気予報だって、観測点を増やして、膨大なデータ処理すれば予報精度が上がるが、現状コンピュータでは、予測が解かるころにはもう予報ではない(時間がかかりすぎる)が、スーパコンピュータなら実用になるという、アスキー誌か、ビット誌の受け売りをした記憶もあります。 その夢物語もあって日の丸CPUを作らせてもらえる可能性のある企業に就職したいと思ってました。 ところでダイハードという映画の中で、主犯のハンスが、主人公にばったり出会ったときに名前として使ったのが、”クレイ”という名前で、偶然目にしたビル内の案内板を見た事によるのですが、英語ごころの無い私は、クレイ(リサーチ)というスーパコンピュータの会社が中富ビルの中に間借りして入っているのだと信じていたのですが、どうも会社案内ではなく、関係者の名札が張り付けてあったパネルだったらしい(どうせ、どうせ横文字なんか並んでいても、人名なのか会社の名前なのかすら理解不明ですよぉ....)。 ついでの雑談: アーサーCクラークの”2001年宇宙の旅”には、HALという人工知能?(コンピュータ)が重要な役割を果たしますが、ウソかホントかしりませんが、コンピュータ界の大物IBMの一文字ずらし(シーザ暗号)だったというホンとか嘘か良く解らない話を聞いたことがあります。ちなみにクレイリサーチ社は、クレイさんが起こした会社ですが、IBMは、インターナショナル・ビジネス・マシーンの略号だそうです。なんか言葉のイメージと会社のイメージ違う。だから何だと聞かれても困るけど。 IBMの16ビットパソコンとしてはあまり評価してなかったのですが、互換機という考え方、のちのDOS/V市場を作ったのはえらいけど、現状は残念なことになってしまいました。仕事の関係で一度だけ大和の研究所に入れてもらって、向こうの技術屋さんと話したことありますが、互換性尊重というポリシーに感服させられた思い出があります。互換機試験でこういうのをやるという話を聞いて、その試験仕様は、最新仕様書からいうとどちらかというとイレギュラーだと言ったら、会社としての方針は守るとの事。 各会社がお互いのポリシーもちよるから、スペックが、スペックとして、ひとつにまとまりにくいという過去の思い出でした。 あ、もちろん、スペックの曲解による自己主張をするいやな奴ではなく、明文化されてなくても、過去の互換機能を残せという、ある意味ややこしい意見。最近ノートPC調子悪いので買い替え必要になりそうだけど、今だとどこの買えばええのかねぇ? 国産メーカも良く解らんしねぇ
話は戻って、入社試験。名古屋に呼ばれていったけど、試験という程たいそうなものではなく(物理現象の運動方程式だったかな?)、面接が重視だったかな? 半導体プロセス希望という話のあと、趣味の話で、プログラム書いてる等の話題。BASIC言語だけではなく、Cにも手を付け始めた等の話題をあげて時間をつぶす。
(2018.12.05)”しんだい”ネタをブログに移す。
(2017.12.12)面接後、明るい間に大学にたどり着けないので、当日帰宅できる範囲で、大須の電気店街を散策。いただいた交通費流用して何かゲームソフトを買って帰りましたが((2018.04.05)バリアントといったかも。ピンボールゲームがちょっとカッコよかったので同じ作者シリーズだが損した感強かった)、大阪日本橋よりずいぶん小さい印象だったかな?もちろん東京秋葉原には到底かないません。 (2018.04.11)大須の記憶というと雑居ビルの中を歩いたという程度の記憶しかありませんが、飛行機嫌だとわめいていたのですが無理やり台湾出張に引っ張り出されました。同行者がさすがに気の毒に思ってくれたのか現地代理店と相談して、台北の電気店街(?)みたいなところを案内してくれました。雑居ビルの中で大須をちょっと思い出す雰囲気でした。 秋葉のラジオデパートの電子部品屋さんの雰囲はなかったかな。 
(2018.12.05)にっぽん橋ネタをブログに移す。

(2017.12.12)ちなみに翌日学校にいったら就職担当の先生にいきなり呼ばれ内定との連絡あったとのことでした。あっけない試験。

(2017.12.12)当時カーニハン&リッチーの、プログラミング言語Cをほそぼそ勉強(とはいえもっとわかりやすい本を探していろいろ読んでたけど)。 今と違ってすごくあいまいな言語で、本やコンパイラ実現系によって、挙動がちがうのが、うっとおしく、あまり上達しなかった(思い出せないんだけどMSDOS版の安いCコンパイラしか買えなかったので、例題を試しても、エラーが出るとか、結果が違うとか挙動不審で学習進まなかった)。 はるかに後で、マクロアセンブラもどきとして、フリーになった後の(Cマガジン付録だったかな?)ボーランドCとか使いました(ファイル操作や、ディスプレイ表示は、Cの関数群に任せて、ハードウエアアクセス必要な本業部分は、アセンブラ埋め込み)。 ところで、この本の、最初の例題は、ターミナル(判りやすいのはモニタ画面)に、”Hello,world!"と表示するというもので、このフレーズを聞くたび本を思い出します。 あるメーカ提供の製品評価開発ツールが電源投入時に最初の通信失敗する問題があって、別件でシリアルバスをオシロ眺めていたら、アスキーコードで、この”Hello,world""というメッセージを送って来ることがあるのを見つけました。ハードウエアリセット後なのか、リセットコマンド発行後とか、何か特殊なコマンドの影響なのか、何も公開資料ないんだけど、このソフト作った人、同世代なのかも?とちょっと親近感を持つひと時でした。
一応社会人になってMS-Cフルセット購入しましたがドキュメントの膨大さにさじを投げて、ほとんど使わずに終わる。 HP200LXがDOSソフト走るので、ターボCとかが一番使ったコンパイラかな?値段も手ごろだったし。


総合電機入社
一か月の全体教育の後、希望通りまず半導体部門に配属。さらに工場実習など1か月すませて、6月に実配属。 このとき入社試験面接での趣味のプログラマの話から、CAD部門への配属内定されていたらしい。
いやいやものづくりがしたい。プロセス関係志望とごねると、プロセス関係は、過去の実績から別枠配属きまっているからプログラマ拒否するなら、別な業務内容の広い設計部隊と言われて、大学OBが部長されている部署に拾われて配属される。
その部署は、大きなプロジェクト進行中で、複数IC開発同時作業中の忙しい部署でした。 あるとき新人3名が課長によばれて、参考タイミングを示しながら、DRAMのアクセスタイミングの設計をしろという宿題。単なる新人教育勉強だと思って、例題とは違うタイミングを示す。それが課長の目に留まる。実は単なる問題ではなく、さらに一品種追加開発の予定があって、設計者の示したタイミングが、アナログディレイ回路で調整する部分が、課長は気に入らず、別の解を求めていたとの事。 入社半年にして、新ICの開発担当(汎用ICで作られたシステムのIC化)に任命される。
試作品出来が良いので凄く評判良かったのですが、量産工場で作ってみると、アナログ的に遅くて歩留まりが上がらない。まあ、駆動能力というパラメータの設計・評価漏れという悲しい現実だったりします。 事業部の製品開発に支障をきたしてはいけないと、社長ホローまでもらう羽目になってしまいました。そう半導体って複雑なプロセスをいくつも重ねて最終製品になるので、バラツキが大きいのです。 シックスシグマという統計手法は、正規分布で6σばらついても問題ないシステム設計にしなければ、生産性が上がらないという、まあ正論ではあるけど、そんなことできるか?と私のような末端技術者はさじを投げたい気分だったりしました。
先輩諸氏の協力もあって、セット開発に穴を開けないように、二段階ランニングチェンジとか併用し何とか量産にたどり着きました。 その後、民生ではなく通信系映像部門分野にも応用され長く売れたらしい。

なんだかんだで、量産成功したので、引き続き、別のプロジェクトに参加させてもらう。 これはちょっと新人君のキャパを超える規模のICでいろいろトラブルを起こしてしまいました。 新しい課長さんには、あの設計部署とは性格的に会わなかったんだろうね?次はがんばれと慰めていただきました。 一応量産したのですが、市場性がないという最終判断がくだって、独自設計の第二弾ぽしゃり、他のプロジェクトに混ぜてもらうことになります。

次のICは主担当ではないんだけど、趣味と実益かねて、いろいろ勉強させてもらいました。 一番楽しく遊んでた(語弊がある表現だけれど)時代です。

最後に、コバンザメ商法で、新ICを作ることに。最初プロジェクトへ参加の内示があったけど、公募方式にするという話になったので、当時いた分野で、次作らせてもらえるという噂の新製品に期待して(個人コレクション前提だったりする)、新プロジェクト公募知らんぷりしていたら、直属上長に上から圧力があったという噂を聞きました。

新プロジェクトで見よう見まねでIC作ってみたものの、実績ある他社製品あるのに、わざわざ時間や人をかけて素人作のIC検討してみようという雰囲気は作りにくい状況です。 たまたま売り込みに横浜の方へ出張したとき、横浜駅で事故でもあったのかな?会社から出張先に安否確認の問い合わせがあった記憶があります(東京の地下鉄サリンの時は、事務所にいた記憶があるので、横浜駅の問題ってなんだったんだか思い出せない今日この頃。東京地下鉄サリンの時、親戚がその路線使っていてもおかしくないので事務所でちょっとあたふたした記憶があります)。
それでも或る時、セット開発部署さんに、ある交換条件で、(採用検討の)評価してもらったら、ちょっとしたテクニックでRAMアクセス能力改善させた点を従来品に対して評価されたようで(独占使用したいという評価した課長さんの内部文章を後日こそっと覗き見したような..)、それ以降、多い時は年2IC量産等という忙しい日々になりました。(紆余曲折ありながらかなりの製品数を量産しました。馬鹿だから、片手を超えたらもう数わからなくなりました(2018.12.07)右人差し指で左手の指を指さして5個。悲しいことに足の指はお腹のでっぱりが邪魔で数を数えるのは難しい...お腹が邪魔で足の指の爪切るのが出来なくて延ばし放題。写真を撮って親戚に見せたら、食事時に何不気味な写真送ってくるネン!!((+_+))との怒りの返信(笑))

近年、ある懇親会で偶然隣席だった人との自己紹介からの流れで聞いた話。後発の我々のICを当時某社が注目して、トランジスタレベル回路解析・論理回路動作解析までしてた(初めて量産採用してもらったIC型番を向こうの方が覚えていました。依頼されて解析した会社の関係者だったらしい)。 競合他社に認めらたというのはうれしいが、トランジスタレベル解析という手法が不愉快。 それとは別に、PC通信方式大幅変更規格がでたとき、そちら(弊社)のICは変更楽そうだけどこっち(競合相手)は大変という感想述べたメーカがあったらしい(誰が何時誰に言ったか不明の流言)。 たぶん上述回路解析したメーカさんではなく、PCメーカで内定しかかっていた先行評価中メーカの、我々へ逆転採用決まった時の恨み節だった気がする(セット開発担当に、なぜ他社並みに動かない?と文句言われた某社IC開発担当の愚痴が、聞こえてきた説)。 おめでたいことなので、そのPC個人購入いたしました(パーツやOS入れ替えながら割と長く活躍しました)。

(2018.04.07)働き方改革という言葉を聞いて過去をふりかえる。
入社時には、8:30始業にたいして、社食で朝食を取って8:00くらいに事務所というペースが普通だった。あるときフレックスタイムが始まると、まだ外服でうろうろしている8:00ちょうどにタイムカード押すとやっぱまずいよねぇと考え、先に着替えてメーラ立ち上げてコーヒータイムで一息ついてタイムカードを押すように生活を変えました。ほぼ同時間に出社する同僚は気にせずそれまで通り8:00前後にタイムカード押していると、1っか月後くらいかな?あるとき、課長が彼に小言を.. うん?ブラック企業? 私は気になるメールが飛び込んでたりして仕事が始まると、タイムカード押し忘れで事務の処理の人にに時々怒られました。 慣れてくると、社食でテレビをみて8時過ぎに事務所にあがるようになりましたが、最初の頃の職場は大規模だったんですが、手狭になって、どんどん遠方の小ぶりなビルに転宅することになりました。最後の職場は、同じ時間帯に朝食べるのほぼいない状態(一人きり多いし、いても後一人)。食堂運営の会社さんは、営業やめたいと言ったけど、組合さん?が、毎日利用している人がいるなら、廃止はだめだと強制して運営が続いていたとあるとき噂を聞きました(社食が朝無くなる噂で、モスとかマクド(関西風)以外にモーニングある喫茶店とか探さないと飽きるよなぁと思ったけど、知らない間に廃止の噂きえたように思います)。
>もうしわけない食堂さん。 どうもありがとう組合(?)さん。 退職したらようやく朝食停止できると、こんなところからも喜ばれたんだろうなぁ...(ほんとかどうか確認してませんが罪作りな孤高のB型さんでした)。
ところで、仕事で大事件の最中なのに、休暇を取りなさいという命令が下りてきてあたふたしている知り合いがいる模様。 自分も昔、上の方から休暇の消化が(通常休暇以外に数日間の連日休暇取得義務という制度があったような).、.という指示に対して課長が今はちょっと..と、とりなしてくれた記憶があるけど。

(2017.12.12)
体調不良(不摂生による成人病もどき。突然の腹痛で寝込むとか)と、身内のトラブルを理由に、 まあ、気力が続かないというのもあって、Uターンするという選択になりました。Uターン後、腹痛は成人病と診断されて入院手術となりましたが、いろんな検査の結果、もう治療の必要なさそうだけど胃潰瘍の形跡がはっきりあったとの事。見かけとちがって、案外繊細なぼくちゃんでした(確かに結構体調悪いことあったねぇ)。

Uターン後
派遣会社登録したらすぐに三宮の事務所に呼ばれいくと、大阪府の東の方から来た人たちが待ってました。大阪は遠方だと反論すると寮提供するといわれ、同業に従事するのは倫理に反すると言うと、口約束は誰も守らない・気にしなくてよいという発言で、付き合いたくないと軽蔑する。 ちがう分野の開発だったら週末だけ家に帰るというてもあったんだろうね。

結局、車載認証システム開発のお手伝いにいそしむことになる。が、そこの面接の翌日一足遅くベンチャーの半導体企業(大学の先生の起こしたものだとか)から声がかかってたらしいので、1日のずれで生活変わっていたかもしれない)。とはいえ、半導体企業はたぶん論理回路設計じゃなく、プロセス管理の専門家への引き合いだったと思うので、半導体ベンチャーという目は無かったかな? まあ一番近い所でよかった。

デジタル回路屋さんの経歴に、最初に採用していただいた評価部署課長さんも、開発製品で役立つか半信半疑だったらしいが、割とすぐ、設計課に配属替え。 (2018.04.08)アナログ回路といっても、Aクラスアンプとかまっとうなリニア増幅器ではなく、変な言い方すればDクラスアンプもどき、素直に言えば矩形波駆動のスイッチング回路扱いで読める回路が主な対象だったので、まあなんとか入り込むことができました。まあ、車の配線なんて良く解らんから、不器用だし車傷つけちゃうかもしれないし、5V以上の電圧なんて触った事ないし(嘘。オペアンプとか±電源つかうし、スパッタのDCバイアスは桁が違うし)。 不器用なので、半田ごてと計測機器の使えるれば良い部署に島流しという事だったんでしょう。この時車の分解組み立てを良く学んでおけば、カーナビ外して保存用電池探して交換という手もつかえたんだろうなぁ。

最初に評価部門に契約結んでいただいた課長さんは、その後設計課の課長さんになって、また直属の上司としてもお世話になりましたし、プライベートでもサイクリングに行こうと誘っていただいたりしました。 それが縁で、その課の人たちと、サイクリング愛好会へ発展しました。 小豆島とか、奈良とか、琵琶湖の上の方とか。淡路島はタイヤバースト(パンクじゃなくて外のタイヤが裂けてしまう)ので、途中リタイヤになり、後日個人チャレンジ。

(2018.04.16)ところで、関東在住時の論理設計とはまるでちがう、量産管理の仕事にも関連していたのですが、量産出荷調整の調整時間が価格に跳ね上がるので、当初1次式近似提案採用してたのを、後日二次式近似でより精度よく絞り込む試みをしました(それ以外に、測定器の同期測定モード利用して早くデータ取り込めるようにするとか、いろいろパズル楽しませてもらっました(笑))。 一次式の近似式はエクセルの関数でも求められますが、二次式は公開された関数見つけられず、代わりに、エクセルでグラフ上に最小二乗法の二次式係数表示してくれるのを利用しようかと思ったのだけど、データのレンジをうまく調整しないと、表示上の係数の片方が桁落ちして(有効数字一桁とかになって)、推定が精度よく求まらないという事例がありました。 まあ、結果をみて例えば計算に用いるデータをkHz単位でなく100Hz単位に直すとかetcのバランス考えるだけでもいいのですが、面倒なので、関数作って処理する方が普通かな?参考。  ←のようなアプローチできるのも、学生時代最小二乗法とかちゃんと勉強していた(原理を理解したという話)結果だったりします。 学生諸君勉強大切よ!!
ちなみに、このころ仕事していたところは結構大きな組織で、事務所ですら遠くて見たことない人もちらほら。 文章でこういう統計処理の報告したのを見て、数学屋さん(統計学専門)だと思ってる人がいたと飲み会で教えてもらったりしました。 関東にいたときデジタル回路に統計は似合わないと統計手法を持ち込むの拒否してたのを思い出したりするひと時。

この電気メーカの職場でのトラブルではなく、派遣会社の新オーナ社長と感性合わず(月に一度顔を見るだけの新人君使って、派遣ではなく独立して事業を起こせといわれてもねぇ。それを期待した昇給だといわれるとちと困る。設備買いましたと言っておもちゃのような測定器一つ買ってくれてもなぁ。悪いが自宅の方が物がそろってるぞ)退職し今にいたる。まあサイクリング仲間の課長さんのところに在籍していたら我慢して残るという手もあったかもしれない。 なんか面白い仕事ないかなぁ?

(2017.12.12)ハードウエア記述言語による開発どうだ?という問い合わせ有ったが、経験ないと正直に断る。90年代前半かな?うちの部署でも導入の話があって、先行検討したグループが従来品ベースに作ったIC思うとおりに動かない・難しいと困っていたので、逃げていました。 とはいえ、ごく初期のころ、データROMの論理回路展開で、ハードウエア記述言語の作る回路より(速度重視と回路規模重視の2オプションありどっちのモードが作る回路より)、ハード量(ゲート数)も、速度(単純ゲート段数)も優れた回路が手で書けると実験した記憶があります(下準備はいろいろありますが、データ列から計算機があっという間に作るものを、手で作るのに、一晩家で頑張ったので、時間コストと言われると苦しい。 ある程度小さいROMだったので、工夫できましたが、実製品の大規模回路だと太刀打ちできないというのが、当時でも現実だったりしたんでしょうね)。 掛け算のページで、掛け算ROMを手作業で作ろうとしたら、うまくいかない..齢じゃ...
MAX10というFPGAの開発キット買ったのは遅ればせながら、視野を広げるためだったりしました。

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